ヒメシロチョウ 2019.6.20撮
四方を山に囲まれる会津若松の自然は素晴らしい。
今年も、日々癒されながら身近な里山の生きものを見つめてきた。
そんな里山の自然環境が少しずつ変って来ていると実感している。
例えば、数年前から、方々でイノシシの掘り起こした穴を見かけるようになり、クマの目撃情報も相次いだ。
また、地球規模の温暖化により、南国のウラギンシジミや、ツマグロヒョウモンなどが普通に見られるようになった。
その一方、鳥や虫などは少なくなり、ヘビに出会う機会も減ったと感じている。
特に、絶滅が心配されるヒメシロチョウはかつて無い危機にある。
数年前から町内の子どもたちとヒメシロチョウの幼虫が食べるツルフジバカマを緑地や道路沿いに植え始めた。
いつかヒメシロチョウが舞う、潤いある豊かな町を取り戻したい願いからだ。
今こそ、坐して待たずに、積極的な自然保護対策を実践すべきと思っている。
2019.4/15撮