所用有りて湯川村へ。ときどき磐梯、飯豊連峰を眺めているが
湯川の広大な田んぼから、雄大な飯豊連峰や雄国に連なる磐梯山の景色は素晴らしい。
以下、先月初めに書いたエッセイを載せる。
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磐梯山を眺め里山を巡る幸せ
いつも仰ぎ見るふるさとの磐梯山は、晩秋の紅い色に染まっている。そろそろ初冠雪が見られるだろう。
その山容は季節を問わず美しいが、特にこれからの季節、猪苗代湖に憩う水鳥たちを前景にした雄大な磐梯山の雪景色は最高だ。
深田久弥は著書「日本百名山」で、山の見方として、山の品格、山の歴史、そして個性ある山の3つを挙げている。
勿論、磐梯山は、彼の言う”誰が見ても立派な山だと感嘆する山”だ。
かつて憧れて北アルプスの槍、奥穂高などにも登ったが、もう高い山へ登ることはないと思うと寂しい。
でも、いつも秀峰磐梯を眺め、近くの里山を歩く幸せはこの上ない。
自然からの感動の一片をカメラに収めたり、スケッチブックを広げたりしている。
なぜ山へ登るのかと問われれば、癒されるからと応える。
それは、深田久弥も同じだと思っている。 2019.11.12
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いつかのスケッチ