蕉翁の無常迅速枯野かな
小生ブログにブックマークしている「千曲川歳時記」を何気なく開いた。 http://blog.livedoor.jp/abenaka/
何年もご無沙汰していたが、そこにあった句だ。
「無常迅速」という言葉を知った。
〈無常迅速とは、人の世の移り変わりがきわめて速いこと。人の死が早く来ること〉と添え文があった。
最近、小生、終活について一文を書いた。月日の過ぎ去る早さを実感していた矢先だった。
あらためていろいろ考えさせられた。
それにしても、素晴らしい俳句が次々とよく浮かぶものだ。
こころと素養が結びついている素晴らしさに感心するばかりだ。
「千曲川歳時記」、前日のタイトルは「熱燗」・・・呑兵衛はまたまた感心させられた。
12月10日のタイトルは 「大根焚き」
思いついて、冷たい雨が降り始めた庭の一隅で大根を焚いた。
「大根焚」で「熱燗」、一杯はいいが、情けないことに一句が浮かばない。