ヒメシジミとオオミスジをセットで東山を訪ねている。
7月も3日、前回ヒメシジミと再会して3週間ほどになるか。
ヒメシジミは終焉らしい。少し寂しい。
アキアカネが顔を出し始めた。
相変わらず、ここではテングやコムラサキの集団吸水の光景が忘れられない。
吸水にしているのはすべて♂で、新鮮な個体が多い。
目的は体温を下げることや、栄養補給らしい。
クズの葉にコミスジの産卵を、ネムノキにキタキチョウの産卵を観察した。コミスジの卵の美しいこと。
↑
小さな芽のネムに。
オオミスジにも1年ぶりの再会。交尾中に別のオスがちょっかい出していた。前にも同じ光景を撮影したことがあった。
こちらはイチモンジチョウ。アサマにはなかなか会えない。
今日は、普段と少し違った山行だった。
めったに行かないばーちゃんが同行したのだ。クマに会えば困ると、ホイッスルまで持参して。
事実は、数日前の吾輩の階段転落事故の後遺を心配しての同行だった。
以下、階段転落事故の顛末 (備忘録として)
重い書類を抱え2Fへ上がる途中、バランスを崩して転げ落ちた。
一瞬の出来事だった。階段下に置いた梅漬けの大きな甕鉢を除けようと土間まで転げ落ちた。
腰を強打。冷蔵庫の脇に頭を打ち、目から一瞬雷のような青い火が見えた。
物音に気付きばーちゃんが降りてきた。暫らくその格好、姿勢で唸っていた。
大腿骨か尾骶骨にヒビでも入ったかと思いながら動けずにいた。
隣の娘へ連絡を促されたが、待て待てと止めながらしばし苦しむ。
15~6分居たか、気を取り直して手すりを頼りに2階へ上がった。
湿布薬をべたべた貼って、やることもあきらめそのままダウン。
7/1の晩のことだった。
骨は大丈夫なようだが、尻が痛くて今日で3日目、なんとか動けるようになった。
しばらくは、ほとんどない尻の肉の痛さを我慢する生活が続きそうだ。
老いての日々、いろいろ起こる。
一つ一つに細心の心配りを再確認したいと思っている。