真ちゃんから拙文の新聞掲載の報あり。
いつも同じだが、以下に、自分を鼓舞する内容の投稿文をあげる。
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「チョウやトンボの絶滅を防ぎたい」 (福島民報 2021.7.29付け)
いつも里山を巡り、馴染みのチョウやトンボ、小さい虫たちとのふれ合いを楽しんでいる。
先日、クララの花穂に産卵を繰り返すルリシジミに出会った。
一瞬、すでに絶滅してしまったが、かつては会津盆地にも生息していたオオルリシジミを思い浮かべた。
100年近く前の会津の標本が国立科学博物館に保存されている。
実は、かつて信州での学生時代に、生物学概論の野外授業中、大学の裏の池畔で食草のクララに産卵するオオルリシジミを観察した記憶がある。
あれから半世紀、その後絶滅の危機にあり、長野県安曇野市で保護されてきたオオルリシジミに、数年前再会することができた。
そして、生息条件の難しいチョウの保護活動の実態を知り感動した。
いま会津にも細々といのちをつないでいるチョウやトンボがいる。
特に会津若松市内で唯一大川土手のみに生息するヒメシロチョウは絶滅寸前である。これらの虫たちを絶滅させてはならない。
この長野県のオオルリシジミの保護活動の取り組みに勇気づけられている.
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オオルリシジミ 2017.5.28 撮 (安曇野アルプス公園) ヒメシロチョウ 2021.7.28 撮