エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

梅雨の里山

2021-07-06 | 自然観察

午前中は曇りの予報だったが、晴れ間がのぞいた。

わが家から2キロのB地域へ、ミヤマアカネに会いに出た。

案の定、例年通りに発生していた。色付きがまだまだなので♂、♀の区別はしにくい。

いつもの水路には、まだ未熟なモートンイトトンボが多い。アオイトトンボは未だのようだ。

ハラビロトンボの成熟度いろいろ、ショウジョウトンボは鮮やかな紅色だ。キイトトンボも多い。

モートン 未熟♀

 

ついでに「森で遊ぼう」のビオトープへ。モリアオガエルの卵塊のその後が気になっていた。

 卵塊は、この前見たより乾燥が進み、すでにオタマジャクシは落ちてしまったようだ。

また、池の水面近くにみつけたシュレーゲルらしき卵塊も、少し黄色がかっていた。

池にはヨシの葉の上にきれいなカエルが2匹止まっていた。

いつも迷うが、・眼の虹彩の色が少し赤みがかっている。 どうもモリアオガエルのようだ。

  

ウツボグサ クマノミズキ

ぽつりぽつり降ってきたが、G地域へ行くことにした。目的は少し早いがコバネ♀。

池でコフキトンボを初見できた。マユタテアカネに次いで、マイコアカネも。

コフキ 

ショウジョウ コノシメ 

ヒメ? オオチャバネセセリ、珍しくスギで吸水

  こんなガの蛹もあるのだろうか。

暗い林道にはモノサシトンボが乱舞。タイプの違う色を観察した。

      

 アマゴイ  アオイト

 

遠くに雷鳴らしきもの、降り出しかなりの雨に。大木の下でしばらく雨宿り。

雨に打たれ所っとするトンボを横目に、カメラを気にしながら下る。

肌着まで浸みた。いつか土砂降りの雷雨の中の林道を歩いたことを思い出した。

 

今日の一日も、小さな自然から大きな勇気をもらった。