■15年ぶりの南京町■
関東にお住まいの方なら横浜にある中華街を想像してもらうと判りやすいが、それよりも、やや小規模な中華街が兵庫県神戸市にもある。その街の名を「南京町(なんきんまち)」という。とは言っても観光ガイド等ですっかりお馴染みなので、ワザワザ説明する迄もないのだが…。
ここ南京町に訪れた理由は、最近凝っている「タイ式カレー」に使うハーブ類を手に入れるためだった。昔からこの街には、そういった普通では手に入りにくいハーブや香辛料を取り扱う店が多い。目的のハーブは「三木商店」というところにあるのだが、そこを目指して15年ぶりに入り込んだ南京町は様子が一変していた。
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以前の南京町は、名物の豚まんを売る店と本格中華料理店の他、調味料や上述した食材を売る店程度で割と整然としていたのだが、今では通りにある中華料理店のほとんどが軒を伸ばし、その下に出来たスペースで点心類を売る店がズラリと並び、まるで香港か台湾の屋台街のようになっているのだ。
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何だか楽しくなってきたので、買い出しは後回しにして妻と2人で、ブラブラと徘徊する。そして、中央の広場近くで行列を発見する。
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それは、この界隈では豚まん(関西では豚は豚で、肉と言えば牛肉を指すので「肉まん」とは言わない。)の老舗である、「老祥記(ろうしょうき)」に並ぶ人達の列だった。ここだけは昔と同様、相変わらずの人気振りだったが、雨の中で並ぶのも大変なので、ここは素通りする。
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どれもがウマそうで、アレコレ迷ったが、「上海生煎饅頭(しゃんはい・せんちんまんじゅう)」なるモノを売る店の前で遂に足が止まった。副題?に「焼小龍包」とあるから、どうやらコレは一度蒸した小龍包を鉄板で焼いたモノらしい。読んでいるだけでヨダレが出そうになるので、たまらずコレを購入する。
特製のタレをかけて一口ほおばると、中身のジューシーなエキスに焼いた香ばしさが加わって期待に違わず、かなりイケてる味だ。
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こうなってくると、ビールが飲みたい気分になるが、車での来訪だったためにそれは諦めざるを得ない。シチュエーションにピッタリなチンタオ・ビールはただ眺めるのみだった。
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通りにはモチロン飲食店だけではなく、様々な店が出店している。
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そうこうする内に、目的の三木商店で、「バイ・マックルー(こぶミカンの葉)」と「バイ・ホラパー(タイ産のスィート・バジル)」を手に入れる。
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ついでに調味料類を見て回るが、前回のキャンプで使い果たした「アンデスの紅塩」と言う、ボリビア産の岩塩を発見し、購入する。
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そして関西の家庭では、冷蔵庫の中に絶対に1缶は入っているとまで言われる、万能中華調味料「味覇(ウエイパー)」の山に見入る。
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「十年一昔」とはよく言うが、15年も経つと様子は一変するのは無理もないことだ。南京町には紹介した店以外に、串に刺した南国のフルーツを売る店を始め、「魔法の壺プリン」で有名な神戸フランツやマシュマロ専門店等、「甘いモノ」を売る店も増えていたので、次回は午前中から「本腰を入れて飲み食いしに来なくては」と思った、近場の以外なスポットだった。
関東にお住まいの方なら横浜にある中華街を想像してもらうと判りやすいが、それよりも、やや小規模な中華街が兵庫県神戸市にもある。その街の名を「南京町(なんきんまち)」という。とは言っても観光ガイド等ですっかりお馴染みなので、ワザワザ説明する迄もないのだが…。
ここ南京町に訪れた理由は、最近凝っている「タイ式カレー」に使うハーブ類を手に入れるためだった。昔からこの街には、そういった普通では手に入りにくいハーブや香辛料を取り扱う店が多い。目的のハーブは「三木商店」というところにあるのだが、そこを目指して15年ぶりに入り込んだ南京町は様子が一変していた。
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●南京町の東西を走るメインストリートの1コマ●
以前の南京町は、名物の豚まんを売る店と本格中華料理店の他、調味料や上述した食材を売る店程度で割と整然としていたのだが、今では通りにある中華料理店のほとんどが軒を伸ばし、その下に出来たスペースで点心類を売る店がズラリと並び、まるで香港か台湾の屋台街のようになっているのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/a2/f7399b41156bd845d388d206de005d62.jpg)
●点心の数々●
何だか楽しくなってきたので、買い出しは後回しにして妻と2人で、ブラブラと徘徊する。そして、中央の広場近くで行列を発見する。
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●中央の広場●
それは、この界隈では豚まん(関西では豚は豚で、肉と言えば牛肉を指すので「肉まん」とは言わない。)の老舗である、「老祥記(ろうしょうき)」に並ぶ人達の列だった。ここだけは昔と同様、相変わらずの人気振りだったが、雨の中で並ぶのも大変なので、ここは素通りする。
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●老祥記に並ぶ人達●
どれもがウマそうで、アレコレ迷ったが、「上海生煎饅頭(しゃんはい・せんちんまんじゅう)」なるモノを売る店の前で遂に足が止まった。副題?に「焼小龍包」とあるから、どうやらコレは一度蒸した小龍包を鉄板で焼いたモノらしい。読んでいるだけでヨダレが出そうになるので、たまらずコレを購入する。
特製のタレをかけて一口ほおばると、中身のジューシーなエキスに焼いた香ばしさが加わって期待に違わず、かなりイケてる味だ。
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●店名は忘れたが、通りの中央やや東寄りにある●
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●中身がジュワ~の図●
こうなってくると、ビールが飲みたい気分になるが、車での来訪だったためにそれは諦めざるを得ない。シチュエーションにピッタリなチンタオ・ビールはただ眺めるのみだった。
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●チンタオ・ビール●
通りにはモチロン飲食店だけではなく、様々な店が出店している。
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●中国グッズを扱う店や、オモロイ看板達●
そうこうする内に、目的の三木商店で、「バイ・マックルー(こぶミカンの葉)」と「バイ・ホラパー(タイ産のスィート・バジル)」を手に入れる。
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●バイ・マックルー¥180なり●
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●バイ・ホラパー¥300なり●
ついでに調味料類を見て回るが、前回のキャンプで使い果たした「アンデスの紅塩」と言う、ボリビア産の岩塩を発見し、購入する。
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●アンデスの紅塩●
そして関西の家庭では、冷蔵庫の中に絶対に1缶は入っているとまで言われる、万能中華調味料「味覇(ウエイパー)」の山に見入る。
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●味覇(ウエイパー)●
「十年一昔」とはよく言うが、15年も経つと様子は一変するのは無理もないことだ。南京町には紹介した店以外に、串に刺した南国のフルーツを売る店を始め、「魔法の壺プリン」で有名な神戸フランツやマシュマロ専門店等、「甘いモノ」を売る店も増えていたので、次回は午前中から「本腰を入れて飲み食いしに来なくては」と思った、近場の以外なスポットだった。