中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

アンカー潮の中

2018-11-10 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 今回も時間がなく…。

 福井の鷹巣沖で完全フカセ。

●7号道糸と8号ハリスの設定●

 季節は進み白山は冠雪していた。

●白む白山●



 近況ではバカ喰いしていた小マサの釣果も落ち着いて、90cmクラスの大マサがポツポツながら顔を見せ始めていたので少しの期待があったが、当日は上潮がアンカーのある北方向に強く流れ、中層ではそれが90度西へと向きを変えるという、二枚潮。それに加えて恐らく底から5m程がほとんど動いていない状況だったので、かなり厳しい状況だった。

 その実、長らくの間、船内全員にアタリはなく、エサ盗りも少ない状況だった。
 「この潮では最下層の、潮の動かない部分で魚たちはジッとしているのだろう。」という、予測の下、「発泡ウキでエサ盗りをかわす方法では無理。」と早い段階から判断していたので、仕掛には浮力ゼロの水中帆のみを装着し、送り込みの長さや仕掛を張る時間と距離変えながら、アタリの出る位置を探り続けていた。
 数時間が経った時点での流し方は、「手手繰りで40m送り込み、そこからフリーで流した後、75m(水深が60mチョイと糸フケを考慮して)で1分間送りを停止させる。」、「そこから100mまで再びフリーに流したら90mまで巻き戻し、その先はリールのメカニカルブレーキを絞って糸フケが出ないように流す。」というパターンになっていた。
 このパターンが何とかハマッてくれて、この日最初のアタリをようやく捉える事に成功した。

●ようやく曲がる竿●

 そして、小マサと、中小型マダイをダブルでゲット。

●共に喰えばウマいサイズだが…●


 その後ポツりと中小型マダイをゲットしたが、何もドラマは起こらずで納竿時間を迎えた。

●貧果に夕陽が目にしみる…●


 当日は、「無理やり口を使わせる事」に成功した件に関してのプチ喜びがあったが、釣果に納得出来るハズもなく、思いを遂げるためにこの地区でもう一度チャレンジする事が決定した。その日が「ほどほどに潮が通り、風吹かず」の日であって欲しいが…。

コメント
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