時間がないので、簡単に。
コロナウイルス関連以外にも色々あって、釣行もままならず、なかなか記事掲載に至らなかったが、ようやく再開に漕ぎ着ける事が出来た。
今シーズンの白石グリの、ヒラマサ狙いの完全フカセ釣りは「絶」はつかない程度の不調だった。これは冬場の水温が高く、その影響で普段ヒラマサがとる、エサとなるイワシ類が豊富だった影響で、オキアミエサへの反応が鈍くなった結果だと思う。
恐らくだがオキアミエサで釣られた80cm以上の納得サイズは、全体で15本程度だと思われ、最近の釣果でポツリポツリと釣れているのはアジの泳がせによる釣果がほとんどだと思われる。ボクの場合はオキアミを撒いてヒラマサを自身のコントロール下において狙う完全フカセ釣りが好みなのだが、現況をみて「仕方がないから、泳がせ釣りに切り替えようか…。」と、考えるようになっていた。
そんな矢先、「福井県鷹巣沖に小マサ中心だが、中には80cmオーバーも回遊中!」という情報が飛び込んできたので、早速その波に便乗すべく、釣行する事になった。乗船したのは、この地区ではボクが最も信頼する晴海丸さんだ。
今年初めての乗船だったので、あいさつを交わして現況確認。船長曰く、「大きな群れはどこかに消えて、今はポツポツと小マサがアタッてくる程度だが、油断は禁物。」という事だったので、ポイントに到着後はいつ来るか判らない相手を逃さないよう、気合を入れて投入を開始した。
潮流は、鷹巣沖としてはそこそこの速さで流れていた。
当初は越前スタイルの発砲ウキでの調整は行わず、水中帆のみを通し、仕掛けの張りや止めでサシエサを流すタナを調整して行った。
足下の水深が35m程だったので、一投目では送り出しが20m、60m出た時点で45秒の止めを行うとすぐにアタリが出たのだが、スッポ抜け。
「掛からなかったのはラインの出し過ぎか?」と思ったので、次の流しでは送り出しを10m、50m出た時点で45秒の止めを行う。これでもコツンと来たが、エサが盗られるのみだった。
そして三投目、送り出しを0にして50m出た時点で45秒の止めを行うと、ようやくラインがきれいに走った。そしてアワセもキッチリ決まった。
心地よい引きを味わいつつ、無事にゲットしたのは小マサだった。
「このクラスなら連発し、そのうちマシなサイズも喰ってくるだろう。」と予想し、以後もタナ調整を行いながら流し続けたが、意に反してハマチの大小がポツリポツリとアタるのみになってしまい、発砲ウキによる調整に切り替えても状況は変わらなかった。
浅場ではそんなに感じていなかったが、沖に移動していた僚船から「底潮が動いていない。」との連絡が入り、「イマイチ活性感が無いのはそのせいか…。」と釣れない理由探しをしながら、時間だけが過ぎていった。
船長はヒラマサゲットの可能性のあるポイントを探し続けてくれたが、三度目の移動箇所では潮況の変化もあったせいか、魚探に映る魚影にも活性感が感じ取られた。
ここでは水中帆&送り出しと止めの調整を繰り返し、朝一と同じ三投目で小マサをゲット。
しかし、以後はヒラマサの活性感が上がらないまま、数投目にして小型の真鯛をゲットしたところで終了時間がやってきた。
この時期にヒラマサの回遊があると、秋にも回遊の可能性は高く、その意味では有難い。だが、この日も小マサしか出なかった事から、個人的には7~8年振りの”春季ヒラマサボーズ”が確実になった。(小マサはトータルで12本釣ったが、80cm未満はカウント外)
夏季シーズンの開幕となる玄達瀬解禁以降に、この屈辱を晴らすつもりだが、はてさてどうなる事やら…。
コロナウイルス関連以外にも色々あって、釣行もままならず、なかなか記事掲載に至らなかったが、ようやく再開に漕ぎ着ける事が出来た。
今シーズンの白石グリの、ヒラマサ狙いの完全フカセ釣りは「絶」はつかない程度の不調だった。これは冬場の水温が高く、その影響で普段ヒラマサがとる、エサとなるイワシ類が豊富だった影響で、オキアミエサへの反応が鈍くなった結果だと思う。
恐らくだがオキアミエサで釣られた80cm以上の納得サイズは、全体で15本程度だと思われ、最近の釣果でポツリポツリと釣れているのはアジの泳がせによる釣果がほとんどだと思われる。ボクの場合はオキアミを撒いてヒラマサを自身のコントロール下において狙う完全フカセ釣りが好みなのだが、現況をみて「仕方がないから、泳がせ釣りに切り替えようか…。」と、考えるようになっていた。
そんな矢先、「福井県鷹巣沖に小マサ中心だが、中には80cmオーバーも回遊中!」という情報が飛び込んできたので、早速その波に便乗すべく、釣行する事になった。乗船したのは、この地区ではボクが最も信頼する晴海丸さんだ。
今年初めての乗船だったので、あいさつを交わして現況確認。船長曰く、「大きな群れはどこかに消えて、今はポツポツと小マサがアタッてくる程度だが、油断は禁物。」という事だったので、ポイントに到着後はいつ来るか判らない相手を逃さないよう、気合を入れて投入を開始した。
潮流は、鷹巣沖としてはそこそこの速さで流れていた。
●10mあたり1分●
当初は越前スタイルの発砲ウキでの調整は行わず、水中帆のみを通し、仕掛けの張りや止めでサシエサを流すタナを調整して行った。
足下の水深が35m程だったので、一投目では送り出しが20m、60m出た時点で45秒の止めを行うとすぐにアタリが出たのだが、スッポ抜け。
「掛からなかったのはラインの出し過ぎか?」と思ったので、次の流しでは送り出しを10m、50m出た時点で45秒の止めを行う。これでもコツンと来たが、エサが盗られるのみだった。
そして三投目、送り出しを0にして50m出た時点で45秒の止めを行うと、ようやくラインがきれいに走った。そしてアワセもキッチリ決まった。
心地よい引きを味わいつつ、無事にゲットしたのは小マサだった。
●65cm級の小マサ●
「このクラスなら連発し、そのうちマシなサイズも喰ってくるだろう。」と予想し、以後もタナ調整を行いながら流し続けたが、意に反してハマチの大小がポツリポツリとアタるのみになってしまい、発砲ウキによる調整に切り替えても状況は変わらなかった。
浅場ではそんなに感じていなかったが、沖に移動していた僚船から「底潮が動いていない。」との連絡が入り、「イマイチ活性感が無いのはそのせいか…。」と釣れない理由探しをしながら、時間だけが過ぎていった。
船長はヒラマサゲットの可能性のあるポイントを探し続けてくれたが、三度目の移動箇所では潮況の変化もあったせいか、魚探に映る魚影にも活性感が感じ取られた。
ここでは水中帆&送り出しと止めの調整を繰り返し、朝一と同じ三投目で小マサをゲット。
●またもや小マサ●
しかし、以後はヒラマサの活性感が上がらないまま、数投目にして小型の真鯛をゲットしたところで終了時間がやってきた。
この時期にヒラマサの回遊があると、秋にも回遊の可能性は高く、その意味では有難い。だが、この日も小マサしか出なかった事から、個人的には7~8年振りの”春季ヒラマサボーズ”が確実になった。(小マサはトータルで12本釣ったが、80cm未満はカウント外)
夏季シーズンの開幕となる玄達瀬解禁以降に、この屈辱を晴らすつもりだが、はてさてどうなる事やら…。