今回も時間がなく、超短縮版で。
繁忙期の中、休みが取れた事と出船可能日が重なって、この時期としては奇跡的に釣行が可能になり、いつもの日本海41さんに乗船して、経ヶ岬沖へと向かった。
中盤までは天秤仕掛の投入を繰り返したが、思うような釣果が得られず、苦悩の時間が続いた。
「もしかして?」というのもあったので、途中から完全フカセ釣りに切り替えたのだが、そこそこ釣りこなせそうな流速だった。
●100mあたり5分45秒●
しかし、それは中層までを攻めていたときの事であり、底潮に入るとブッ飛んでいった。周囲を見れば天秤仕掛に120号以上のオモリを背負わせても45度近くの角度になっており、「これではダメ。」と、再び天秤仕掛に戻す事になった。
この日の狙いはメダイであったが、明らかに食い渋り傾向となっていて、前アタリの後にロッドを絞り込むような本アタリは期待できない様子だった。船長のアドバイスもあって、小当りを掛け合わせることに集中すると、何度かのスカの後、ようやくの「掛け合わせ」に成功した。
●ようやく…●
そこから「強烈な締め込みが繰り返され…。」と書きたいところだが、初めこそドラグを引き出すような走りがあったのだが、途中で休憩をするような変な引きだった。そのため「マダイかよ…。」と、ガックリとなったが、船際で思い出したように走り出したので、メダイと確信した。そして無事にゲットに至った。
●及第点の85cm●
当日は諸事情があって悶々とした時間が続いていたのだが、そこそこサイズとは言え、その思いを吹き飛ばすような一本だった。そしてその後は風雨が強まりながら納竿時間がすぐにやって来た。
好調だった経ヶ岬周辺のメダイ釣りに滑り込みで乗船&ゲット出来て幸運だった。年内の釣行は後一回となったが、締めくくりは落とし込みの予定だ。