団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「桜の花が散った夜」

「阿呆には由緒がある」について考える

2010-05-22 11:05:39 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

 「阿呆」は「あほう」と読みます。勿論、「愚かであるさま。ばかなこと。」の意味ですが、本来は「阿房」と書きます。

 「あほう」に由緒があるというのは、「阿房」によるものです。

 Photo 秦の始皇帝が国内を統一し、渭水(いすい)の南に雄大な宮殿を建てました。未完成といわれ、遺跡は西安市の西郊にあります。

この宮殿が「阿房宮(あぼうきゅう)」と呼ばれ、東西の長さ三千尺、南北五百尺、なおメートル法に換算すると、乗数に諸説があるため東西600-800m・南北113-150mなどの幅がある。殿上には一万人以上の人が座れたと伝えられる、とてつもない建造物だったといわれています。Photo_2

 そこで、日夜、酒宴にふけり、国政をかえりみることがなかったために、国が滅ぶ元になったところといわれています。Photo_3

 この故事より出て、けた外れの馬鹿なことをすることを「阿房」というようになったそうです。後に「阿呆」の字が当てられるようになりました。「房」よりは「呆」のほうがもっともらしい気がします。

 現在遺跡の付近には、阿房宮を再現した施設が作られ、一種のテーマパーク的な観光名所となっているそうです。

Photo_4 

 

一方、「馬鹿」のほうは『広辞苑』には梵語 moha(慕何)、すなわち無知の意からか。古くは僧侶の隠語。「馬鹿」は当て字と載っています。

 『史記』にある、秦の2代皇帝・胡亥の時代に権力をふるった宦官・趙高が、あるとき皇帝に「これは馬でございます」と言って鹿を献じた。皇帝は驚いて「これは鹿ではないか?」と尋ねたが、群臣たちは趙高の権勢を恐れてみな皇帝に鹿を指して馬だと言った「鹿をさして馬という」故事説もありますが、有力ではないようです。

 「馬鹿・莫迦・馬嫁・母嫁・破家」どれも「ばか」ですが、全て当て字と考えられます。

Photo_5

 

「たわけ」については明日の「お題」とします。

したっけ。

コメント
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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