都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
今朝は雨が降っていました・天気予報は、曇後雨。ちょっと雨が止んだ隙に、写真を撮りました。水滴がついています
今日は「トキワヒメハギ」を紹介します。
トキワヒメハギ(常盤姫萩) ヒメハギ科
学名:Polygala chamaebuxus var. grandiflora(var. purpurea)
トキワヒメハギは流通名です。
常盤姫萩(トキワヒメハギ)はヒメハギ科ヒメハギ属(ポリガラ属)の常緑小低木です。原産地はヨーロッパです。アルプス山脈などに分布し、標高900~2,500メートルの林の中などに生えます。樹高は10~30センチくらいです。地を這ってマット状に広がるので、見た目の高さは10センチ程度です。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)ます。葉の質は革質で艶があります。
開花時期は3~5月ですが、北海道では5月です。葉の脇に花径1センチくらいの小さな花を1~2個つける。花は蝶形で、竜骨弁が黄色く、翼弁と旗弁は紅紫色である。マゼンダと黄色の鮮やかなコントラストを深い緑が際立たせています。
基本種のポリガラ・カマエブクスス(Polygala chamaebuxus)は翼弁と旗弁が白い花です。流通名を白花常盤姫萩(シロバナトキワヒメハギ)という。
本種(トキワヒメハギ)はその変種だそうです。
したっけ。
見掛け倒し、未熟者、腰抜けという意味で使われる「へなちょこ」。語感だけで何となく意味は伝わるが、これはお酒を飲む猪口(ちょこ)のこと。
『大言海』※というものにその語源とされるものの記述があるという。
明治14~15年頃に新聞記者の野崎左文や山田風外という人たち数人が、神田明神の境内にある「開花楼」というところで宴会をした。そこで見つけたのが内側におたふく、外側に鬼の面が描かれた楽焼の猪口(鬼は外、福は内)。なかなかいいものだ、ということで、これを使って酒を飲むことにした。
ところが酒を入れると猪口が音を立てながら酒を吸ってしまった。見掛けは立派でも猪口としては全然役に立たない。
「へな(埴)」は水底の粘土を多く含んだ黒い土のことで、荒壁などを塗るのに使われます。これと「変な」をかけてか、「へなちょこ」と呼んだのである。「ちょこ」は「ちょく(猪口)」で杯のことです。「埴猪口(へなちょこ)」。
これが悪口として広まったと言われている。
※「言海(げんかい)」は明治期に大槻文彦が編纂した国語辞典。日本初の近代的国語辞典とされる。また、後に大幅に改訂がなされた『大言海』も大槻の死後発行されている。
同じ野崎左文の説では、「変な猪口」から「へなちょこ」になったとする説もある。
しかし、経緯が明らかな割りに、「へな」の語源が異なっているため信憑性は薄い。
また、弱々しい様子「へなへな」の「へな」と、動作に落ち着きのないさま「ちょこちょこ」の「ちょこ」が語源とする説もある。
曲がったり、しなったりするさまの「へなへな」という語は、「埴」とは無関係に江戸時代から使われており、小生意気を意味する「猪口才」の語もあることから、この語だけが特別に考えられたとは考え難く、当て字にあわせて考えられた説と思われる。
したっけ。