団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
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「逢縁機縁」
「人殺し」
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「人魚を食った女」
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「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
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「桜の木」
「潤子のパンツ」
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「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

つっ‐けんどん【突っ慳貪】・けん‐どん【×慳×貪/倹×飩】について考える

2010-05-27 10:09:49 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

つっ‐けんどん【突っ慳貪】

[形動][文][ナリ]無遠慮でとげとげしいさま。冷淡なさま。「な応対」

辞書:大辞泉

『慳』には物惜しみをすると言う意味があり、『貧』にはむさぼるという意味があり、『慳貪=物をむさぼる』と言う意味になります。

さらに『慳貪』には、ケチで欲が深い・邪険にすると言う意味も附加されるようになりました。

この言葉は、鎌倉時代:十三世紀前期に書かれた説話集『宇治拾遺物語』の中に《露ばかりも、人に物与ふることをせず、慳貪に、罪ふかくみえければ》と書かれています。

その言葉をさらに強調する『突』が付けられたのが江戸時代あたりで、江戸時代:十九世紀中頃に書かれた『春秋二季種・しゅんじゅうふたきぐさ』の中に《いつも吉こうがつっけんどんに口をきくもんだから》と言う庶民の会話が収録されています。

けん‐どん【×慳×貪/倹×飩】Kendon

 <shapetype id="_x0000_t75" stroked="f" filled="f" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" o:preferrelative="t" o:spt="75" coordsize="21600,21600"> <stroke joinstyle="miter"></stroke><formulas><f eqn="if lineDrawn pixelLineWidth 0"></f><f eqn="sum @0 1 0"></f><f eqn="sum 0 0 @1"></f><f eqn="prod @2 1 2"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelWidth"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @0 0 1"></f><f eqn="prod @6 1 2"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelWidth"></f><f eqn="sum @8 21600 0"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @10 21600 0"></f></formulas><path o:connecttype="rect" gradientshapeok="t" o:extrusionok="f"></path><lock aspectratio="t" v:ext="edit"></lock></shapetype><shape id="_x0000_i1025" type="#_x0000_t75" style="WIDTH: 12pt; HEIGHT: 12pt"><imagedata o:href="http://kotobank.jp/i/shogakukan/gaiji/F7AE.gif" src="file:///C:DOCUME~1OwnerLOCALS~1Tempmsohtml11clip_image001.gif"></imagedata></shape>[名・形動]

1 物惜しみすること。けちで欲深いこと。また、そのさま。

2 思いやりのないこと。じゃけんなこと。また、そのさま。「―な口を聞く」「―に物を言う」

<shape id="_x0000_i1026" type="#_x0000_t75" style="WIDTH: 12pt; HEIGHT: 12pt"><imagedata o:href="http://kotobank.jp/i/shogakukan/gaiji/F7AF.gif" src="file:///C:DOCUME~1OwnerLOCALS~1Tempmsohtml11clip_image002.gif"></imagedata></shape>[名](多く「倹飩」と書く)

江戸時代、そば・うどん・飯・酒などを、愛想がなく一杯ずつ盛り切りしたもの

江戸中期頃、うどんの別名『けんどん』といったそうです。そして、麺類店は『けんどん屋』と呼ばれていたそうです。

2けんどん箱の略。

『広辞苑』

Kendon_2 儉飩(けんどん)和風指物の蓋の開閉の仕方のひとつ。上下に溝があり、上の溝が深くなっていて、蓋をまず深いほうへはめてから下の浅い溝へはめるやりかた。うどんやそばの出前に使う箱「岡持ち」などが典型例。

 また、けんどん箱は本箱に似ているので、書巻の「巻」の字にかけて「巻頓」と書くなど諸説があるが、樫貪が定説。

絵本 淺紫 (えほん あさむらさき)二巻二冊

 北尾重政画  江戸西村源六等 明和六年(1769年)

江戸後期の浮世絵師、北尾重政(一世)(号は紅翠斎・花藍)(17391820)の画で、忌詞や流行ものについてその言葉の由来を説明している。

Dc0

(6)  

蕎麦

(

そば

)

(

きり

)

ハ とりわけ 江戸

(

せい

)

(

)

とす

 中にも浅草 

(

どう

)

(

こう

)

(

あん

)

の 手うちそばハ 第一の 名物なり

 又これを 

(

ひさく

)

ものを

けんどんといふハ 給仕もいらず あいさつ するにも あらねバ そのさま 

 

慳貪

(

けんどん

)

なる こゝろか 又無造作にして けんやくに かなひたりとて

 

(

けん

)

(

どん

)

と書よし

したっけ。

コメント (1)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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