都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
最近、不謹慎なコメントが投稿されています。私はもちろん、皆様にも不快だと思われますので、コメントを一時保留し、承認して公開することにいたしました。
皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
したっけ。
モン‐ブラン【Mont Blanc】
?《白い山の意》フランス・イタリア国境にある、アルプス山脈の最高峰。標高4807メートル。1786年にパッカールとバルマが初登頂。北麓のシャモニーが登山基地。イタリア名モンテビアンコ。
?ゆでた栗(くり)の裏ごしを山形に絞り出し、上を泡立てた生クリームで飾ったケーキ。
大辞泉
この時期になると、「モンブランケーキ」を食べたくなりませんか。
もともとは、『大辞泉』?にあるように「モンブラン」とはヨーロッパアルプスの最高峰、つまり山の名前です。
語源はフランス語にあり、「モン-Mont-」は「山」、「ブラン-Blanc-」は「白」を意味します。「白い山」というわけです。
というわけで、「モンブランケーキ」のほうですが、このヨーロッパアルプスの「モンブラン」をイメージして山形に作られたケーキのことを指します。
主な内容としては、スポンジケーキやタルトといった土台の上に、生クリームと栗のクリームを乗せたケーキである。大抵の場合は、頂点に栗の甘露煮が乗せられています。
マロンクリームや生クリームの他にも、作る人によってはスポンジケーキやカスタードクリーム等、一言にモンブランといっても様々な要素が詰まっており、ショートケーキやチーズケーキ等の、他の種類のケーキとは一味違った人気を誇っています。
この時期ならではの栗がケーキを引き立て、ケーキが栗を引き立てているのです。
このように「モンブラン」の確たる定義はないようです。強いて言えば、「山形ケーキ」といったところでしょうか。
「モンブラン」の由来については様々な説があり、フランスのサヴォワ地方と隣接するイタリアのピエモンテ州で食べられていたものが現在の「モンブラン」の原型であるという説と、パリの菓子店「アンジェリーナ」が発祥であるとする説があります。
特に後者の、「サロン・ド・テ アンジェリーナ」は、1903年創業当時から「モンブランケーキ」を作っていただけに、現在もパリを代表するモンブランとして認知されているそうです。
元々は、メレンゲの上にマロンのクリームを盛り付けたようなデザートだったそうです。それにヒントを得てお持ち帰りできるようにしたのが、「モンブラン」という、ケーキの始まりなだそうです。
ただ、誰もが想像する「モンブラン」のあの形(細く絞り出したマロンクリームを山形に仕上げる形)は、昭和初期に、東京・自由が丘の菓子店「モンブラン」にて販売され始めたのが、日本における現在の「モンブラン」の原型とされています。
カスタードクリーム等を詰めたカップケーキの土台に、栗の甘露煮から作った黄色いクリームで仕上げた「モンブラン」が売り出され、その後日本独自の形で拡大・洗練されていくに至ったのです。
近年では栗の他にも、サツマイモ(または紫芋)やかぼちゃ、抹茶やチョコレートを使ったモンブランが存在し、はたまた「モンブラン」をロールケーキに応用するなどバリエーションも数多くなっています。
しかし、本来の「モンブラン」はモンブランの山肌と万年雪を表現しているのです。
おだまきで絞った栗のクリームがモンブランの山肌を、てっぺんに乗っかった白いメレンゲが万年雪を表現していることを忘れないでください。
したっけ。