都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
街中などで美女を見かけると、ついつい視線で追いかけてしまうことがあります。不謹慎とわかってはいても、視線を送らずにいられないのが男の性(さが)というものです。そして、見とれるあまり目が合ってしまい、慌てて視線をそらすということになりかねません。
そうすると、挙動不審者に見られてしまうかもしれません。
もちろん、女性の価値は顔で決まるものではありません。そんなことは言われなくても判っています。しかし、美人には抵抗し難い魅力があることは「男が腰のくびれに反応するわけ」でも書きました。
美男美女を比較した場合、男性より女性の方が圧倒的に注目されやすい傾向があることが、心理学的な実験で証明されているとそうです。
米アリゾナ州立大学の心理学者ヴァーン・ベッカー氏が、49人の男女を対象に、人の顔写真を使って神経衰弱ゲームをさせるという、ユニークな実験を行ったそうです。
その結果、多種多様な男女の写真が入り乱れる中で、美しい女性の顔写真ほどゲームの早い段階で取られる傾向が表れたそうです。
つまり、平均的な顔の男女やイケメン男性がハッキリと記憶されにくいのに対し、美しい女性は他人の目にとまりやすいことが確認されたのです。
しかし、美人には美人ならではの悩みがあるものです。
美しい女性は、いつも人から注目されてしまうということを感じているようなのです。そんな女性にとって赤の他人の視線を浴びることは、心理的に思いのほか大きなストレスになっているのだといいます。
もし、そんな相手とお近づきになりたいなら、あえてあまり顔を見ないよう意識して、視線のプレッシャーから解放してあげることを心がけるのが大切だそうです。
すると、相手にとって「なんだか気持ちがホッとする人」とか「一緒にいて心地のいい人」と思われるかもしれません。
思えば、街を歩いていると「なんでこんな美人にこんな男が・・・」というカップルにたびたび遭遇したことはありませんか。
昔から俗説で「美人ほどパートナーに美男は選ばない」などと言われています。
そんななかアメリカのテネシー大学のジム・マクナルティ教授率いる心理学研究チームが82組の「新婚カップル」を対象に調査した結果、夫婦関係が最も良好なのは、美男美女のカップルではなく、美人の妻に夫が不釣合いという「美女と野獣」の組み合わせだったことが判明したそうです。
容姿に自信のない男性は美人を見ても関心を示さない場合が多いのだそうです、「自分なんか・・・」という諦めが先に立ってしまうからだそうです。
つまり、美女にとっては、「野獣の顔つき」だけが好きなのではなく、野獣ならではの「しぐさ」、「目つき」、「匂い」、「色」、「温度」、「距離」などの総合的な「見た目」が心を捉えるわけです。恋愛関係はまずは安心感を与えることから発展することが多いそうです。
このことを、もっと若いときに知っていたなら・・・。
したっけ。