都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
女性は男性と比べ配偶者の選択が慎重とされますが、これは受精と妊娠が女性の体内で行われることが影響しているようです。
男性にとっては1回の性行為であっても、受精すれば女性は9カ月に及ぶ妊娠期間、出産後も1~2年は授乳という作業が待っています。
動物界においてメスは多くの物を提供してくれるオスを好む傾向がありますが人間も同様です。
女性は狩りの上手な男性を求めたのです。食料を安定的に供給してくれるからです。狩りの上手な男性はそれなりの経験を持っていることが必要になります。するとどうしても若い男よりも年長の男のほうがより安心だということです。
アリゾナ州立大学の心理学者ダグラス・ケンリック教授らが恋人のいる男女を対象に調査したところ、女性は恋人の経済力が男性全体の70%より高収入であることを求めています。男性が妻に求める経済力は女性全体の40%でしかありませんでした。
テキサス大学の心理学者デイビッド・バス教授の調査でも、37の文化圏すべてで女性は男性より相手の経済力や将来性を重視する傾向があるとしています。
これらは古来、経済力が女性に生存と子孫の繁栄をもたらしてくれたためと考えられます。
女性が年上の男性を好むことも全文化圏で共通で、自分より約3.5歳年上の男性を最も好むようです。先進諸国でも発展途上国でも男性は年齢とともに社会的地位が上がっていき、収入や資産も増えていくためにこうした傾向が認められると考えられます。
男性の身体能力は20代後半から30代前半にピークを迎え、その後は加齢とともに衰えていきますが、逆に知識や経験は積み上がっていき、体力の衰えを埋め合わせてくれるはずです。
逞しく引き締まった肉体を持つ男性は魅力的ですが、デイビッド・バス教授の国際調査では全文化圏において女性は男性ほど相手の肉体的魅力を重視していまないそうです。
男性の生殖能力は女性ほど劇的には年齢とともに衰えませんので、女性は男性の肉体的魅力に男性ほど注意を払う必要がないからです。
「男が若い女性を望むわけ」と「女性が年上の男性をもとめるわけ」は違いますが、利害は一致しています。
男女とも原始の遺伝子を無意識の中に引きずって生きているのかもしれません。
※とはいえ、近年女性の社会進出は目を見張るものがあり、社会的経済的にも男性と肩を並べて・・・、もう追い越したかもしれません。
なので、この法則が当てはまらないケースも増加しています。
したっけ。