コメントについて
「記事に無関係なコメント、誹謗中傷等のコメントは私の判断で削除させていただきます。また、名前の記入のないときは、場合によっては削除させていただきます。ご了承くだい。楽しいコメントをお待ちしています」
頭(あたま)隠して尻(しり)隠さず
悪事・欠点の一部を隠して全部を隠したつもりでいる愚かさをあざける言葉。
大辞泉
これは、誰でも知っている諺ですが、誰のことでしょう。この諺のモデルになった鳥がいるのです。
それは「雉」きじ)」のことです。
猟師や天敵などが近づいてくると、頭だけ藪に隠し、長い尾(尻)が出ていても隠れたつもりでいる雉の生態から生まれた諺なのです。
そこから、悪事や欠点の一部を隠して全部を隠したつもりでいる愚かさを嘲る言葉として使われるようになったのです。
立派な尾を持ったばかりに不名誉な諺を残したようです。
しかし、これだけでは、雉が可哀想なので名誉挽回の話しを・・・。
桃太郎の家来といえば「犬」、「猿」、「雉」です。これはそれぞれ、「犬は友情」、「猿は知恵」、「雉は勇気」を表しているそうです。
鳥は本来、臆病ものであです。しかし、雉は違うそうです。
林の中でメスの雉がバタバタと怪我をして飛べない様子をしておることがあるそうです。
そういう時は近くに巣があります。子供(卵)を守るために自分が犠牲になろうとするのです。
イノシシなどがヒナ鳥を襲うと、「ギ・ギ・ギ」という声をたてながら、勇猛果敢に立ち向かうこともあるそうです。
控訴審無罪判決を受けた「自分の生活が第一」人の秘書はすでに有罪になっています。秘書といえば子も同然。彼らを犠牲にして自分は「知らぬ存ぜぬ」を押し通したようです。
丸見えの尻尾は捕まえられても頭は隠したまま。寝起きが悪くはないのでしょうか。
「尻尾をつかまれても頭は出さず」 新しい諺ができそうです。
したっけ。