年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

べったら市の切山椒

2006年10月21日 | べったら市
べったら市と梅花亭の切山椒
昨19日と20日のみ小伝馬町の梅花亭で販売されているといわれている切山椒を求めるため、べったら市に行きました。もちろんベッタラ漬は買いません。販売しているので。
 明治時代の新聞記事に必ずといってよい位梅花亭の切山椒の売れ行き状況が載っていました。地下鉄日比谷線小伝馬町駅の真上といってよい位置に梅花亭はありました。5百円と千円の切山椒がありました。
 原材料表示では砂糖・新粉・山椒・赤色3号・青色4号でした。明治時代の甘さともいえる砂糖の味がほんのりとしていて、昔懐かしい菓子でした。さて、着色料の赤色3号・青色4号は本町の薬種問屋の影響があったのでしょうか。明治時代の色について聞いてみたいと思いました。長谷川時雨が食べた切山椒は宝田神社と同じくらい小さな店で販売していました。
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