年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

漬物の五季

2006年12月24日 | 築地市場にて
漬物には一年で5季がある気がする。春は3月3日のひな祭りから始まり5月の連休明け一週間が過ぎる頃まで、夏は長くて9月の半ばまで、秋は最低気温の10度を一度割る頃まで。大体11月一杯まで、冬は12月から3月3日まで。そしてその間に12月25日から12月31日までが正月と言う季節がある。今は年中無休の店が多くなったので買いだめする必要がなくなったがそれでもごみ収集が休みだとか会社が休みで空気が清んでいてそれなりの正月気分が出る。築地市場で働いていて12月の大混雑が終わって12月30日はセリがなく、一年の挨拶を終えて無事に帰宅できるとほっとする。しかし、正月商材が寒波等の不測事態があってクレームがあると憂鬱な正月となってしまう。今は暖房が利いているので商品が作り貯めしすぎると腐敗することがある。正月前に商品が傷むと交換できず苦労する。
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