年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

常陸丸遭難事件 

2007年04月26日 | 福神漬
大正6年から大正7年3月にかけて
大正年間におきた2代目常陸丸遭難事件は新聞記事はよると第一次大戦中のため、インド洋上で行方不明になったことによって海上保険の問題となっていた。政府の戦時海上再保険の認定で法律の不備があり、日本郵船・東京海上保険会社と戦時再保険の引き受けの日本政府とでの遭難の事実確認でもめていた。
 常陸丸の捜索でインド洋の島で福神漬の木箱が発見したことは日本郵船としては"
遭難した"と確信したと思われる。インド洋を航行する船舶で当時福神漬を日本郵船しか積んでいなかったと思われる。
 今の日本において保険金の未払い・不払いが騒がれているが、常陸丸事件も海上保険金支払いの問題となっていた。
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