年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

カレーライスと福神漬&日本郵船

2007年04月30日 | 福神漬
カレーライスと福神漬
日本郵船の社内報『ゆうせん』2006年3月号によると、大正5年にはかなりの量の福神漬が郵船の船舶に積まれていました。カレーライスと福神漬の取り合わせも文献等にはありませんがそれ以前からあったそうです。
 カレーと福神漬の話題がなぜ日本郵船の話となるのでしょうか。長谷川伸全集第9巻 朝日新聞刊 村上元三氏の解説によると昭和37年の時点で日本郵船の社員でも常陸丸の悲劇の話は知っていても日露戦争の時の話で第一次大戦の話は知っている人も皆無といって良かった。この『印度洋の常陸丸』が上梓されたとき、日本郵船でまとめて購入し社員に読ませたという。雑誌に連載された時はあまり反応はなかったが、出版され新聞等に紹介されてから評判となったという。
 インド洋に浮かんだ福神漬の木箱は何かの導きのような気がするのでもう少し調べてみたい。
コメント
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