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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

原始力

2010年12月04日 | 築地市場にて
災害時に何時も思うのだが築地市場の原始力には驚く。何年か前に、土曜日の夕方から夜にかけての時間に火事があった。日曜日に現場を見たらとても酷く後片付け等を考慮しても月曜日には営業できないと思っていた。日曜日午前中に現場検証があって、出火元以外は次の日つまり月曜日に営業していた。もちろん冷蔵庫等は燃えてしまっていたが周囲の協力で営業していた。3日の停電も何とかこなしたように見える。
 アフリカ等の発展途上国が固定電話さえ普及しないうちに携帯電話が普及した様に築地市場の水産部のITはいきなり無線で始まるのだろうか。光もADSLも普及しないうちに。
 江戸時代の大八車が今でも現役で活躍している、寒い冬は体の内から温める酒入りで事故を起こしても多分大丈夫だろう。いや海老蔵酔いなら築地市場内は入場禁止となるかもしれない。最近コンプライアンスが重要視され、だんだん世間と同じモラルを要求され、サラリーマン化して面白みが減った気がする。築地に少しづつパソコンが普及してきた。
 報道によると築地市場の雨漏りが十数か所と書いてあったが会社の雨漏りは届け出しなかった。実際はもっと多かっただろう。都の設備課の忙しさは想像できるので報告しなかった。今回の雨漏りから予想されるのは来年の雨季にはもっと頻繁に起こるだろう。青果部の天井は比較的築地では新しい部類に入る。

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