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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

お宝売り

2010年12月19日 | 築地市場にて
昔といっても江戸時代の話であるが、暮れになると「お宝売り」というものがあった。縁起物の絵を描いてあって、枕の下に敷いておき、初夢を見る事を期待していた。宝船に乗った七福神の絵が描いてあることが多い。
 ところで今の時代に枕の下に置く、夢を見たい絵はあるのだろうか。空に上る凧の絵が一番ふさわしい気がする。デフレが終わってインフレ期待とは人の都合に合わせた夢なのだろうか。
 劇的に変化する時代は夢が直ぐに正夢となる。今築地の仲卸で忙しいところはレストラン等の業務用小分け作業をやっている所が忙しい。得意先においては必要量を新鮮で決まった時間に届けてくれる仲卸は忙しい。ゴミも出ず,余りも出ず便利である。夜間業務終了後FAXで発注しておけば、翌日指定の時間に必要なものが宅配便で届くサービスである。水産部にはまだ光は届かない。しばしば漏電で止まる電気はパソコンの一番苦手な所である。
 海幸橋の所で縁起物は販売される時期でもある。事故のない年末年始を祈ることにする。初夢は見ることが出来るのだろうか。
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