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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

明治人物逸話辞典 

2010年12月23日 | 福神漬
明治人物逸話辞典 上 著者森銑三編から
史料調査が停滞し、この本を借りる事となった。明治に活躍した人物の逸話を集めた本であまり知らない話が載っていた。その中で天田愚庵と明治25年頃から正岡子規の交友があって、子規の短歌に影響を与えたという。
 さて天田愚庵という人は今ではあまり知られていない人だが清水次郎長の話となるこの人が欠かせない。山岡鉄舟との交遊から清水次郎長に一時養子となり、明治16年頃からの自由民権運動弾圧の余波で博徒の取締が強化され、次郎長も囚われの身となった。この時天田が書きとめてあった次郎長の逸話が出版され、世間に知れ渡ることとなる。清水の次郎長と今のところ福神漬には直接の関係は見当たらない。しかし酒悦主人と山岡鉄舟との交友とか富士山麓の開拓地を次郎長死去後に高島嘉右衛門に売却している。
天田は子規とどこで出会ったのだろうか。
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