年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

福島汚染水の放出

2021年04月11日 | 築地市場にて
野党の指導者が(政府は福島県民、漁民、漁師の皆さんを馬鹿にしているのか)と叫んでいる。
 築地市場が豊洲へ移転時、豊洲の地下汚染で野党が同じように騒いでいた。都民の健康の安心安全と言って騒いでいた。もう移転して2年半経つが都民の健康 に影響があったという研究はまだない。
それでは豊洲地下の有害物が消えてしまったのかと言うことは無い。東京都中央卸売市場にHPで地下の汚染のデ-タが公開され、今でも汚染水が継続して出ている。もう誰も気にしていないようだ。あれほど騒ぎ、少なくとも数千億円の無駄な税金が政治家の思惑で消えた。もし移転していなかったら、国際公約の食の安全規約が(主に生鮮食品の衛生管理・主に温度管理)がオリンピック開催国で先進国を自認している日本が途上国並みとなるのを認めることになると東京都の中央卸売市場の衛生担当者が危機感をもって語っていた。築地の再建なら10年以上の月日を浪費し、さらに完成しても時代の変化と都税の不足(福祉予算が巨大化する。)ことを知っていた。
 福島汚染水を放出するところは黒潮が流れ、日本から離れる。もし公平に漁業補償を行うなら、廃棄するタンカ-の積んで、日本全体の海に公平に放水し、漁業補償すればよい。一部の政治家が福島漁民に口止めの金をばら撒くように思える。それによって一番風評被害を受けるのが豊洲の水産業者である。東北漁民を支援している人たちである。幸い近隣諸国は香港を除いて、日本の水産物の貿易制限しているので貿易禁止になっても恐れる必要性は少ない。ただ説明が科学的に行わないと、他国の原発事故に発言権が消える。
コメント
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