年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

静嘉堂文庫美術館が閉鎖前、丸の内に移転する最後の展覧会を見る

2021年04月16日 | 宅老のグチ
世田谷の二子玉川駅から東急バスで静嘉堂文庫美術館へ行った。小雨で平日だったので、狭い会場はコロナの観客制限も無くても人との距離は十分にあった。目的は蕨市立図書館で研究誌暁斎でしばしば出てくる明治3年頃に死去した勝田家の少女の一周忌に河鍋暁斎があの世に行ってしまったお田鶴さんの姿を絵で描いた。明治の初期の人が想像しているあの世の世界がA4サイズの絵で見ることが出来る。地獄極楽めぐり図(明治2年~5年)今回の展示では一部しか見れないが150年前のあの世と言うものをどう考えていたかが理解できる。
 新聞にあった割引券100円を使用し、展覧会は900円なり。
 第4展示場で駿河台の三菱社が地図と共に写真があった。どうやら今の新お茶の水駅付近だった。家でネット検索すると新お茶の水駅の上に当る所のようだ。
御茶ノ水ソラシティ の敷地内に三菱社に使われたレンガの一部が残っていて、小菅集治監(今の小菅刑務所)で作られたのを使用していたようだ。ここで明治期から美術品収集を行っていたようだ。度重なる天災と戦災で残ったものが静嘉堂文庫にある。
 人の少ない時間と場所を狙って外出工夫する。大江戸線大門駅から歩く、東京都の人権plazaは人がいることはなさそうだ。係の人に聞いたら、研修教育の時に人が来るという。いわゆるパワハラ・セクハラ防止の講習のようだ。日々変化するハラ-ハラ。企業幹部のハラハラは停まらない。混んでいる東京もマイナ-な調査で人に会うことはない。最近はメ-ルでも良いのだが封書でやり取り、宛名だけ筆ペンの崩し字。
 電話はなぜかためらう。詐欺師のイメ-ジがある。
コメント
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