70過ぎて、仕事もする気もないし、皿洗いが日課となり、歩数稼ぎの散歩でコロナ下で人を避け外出する。先週までは人のいない桜の木の下で散る花びらを眺める。なぜか鴨長明に惹かれるが、よく読むと彼の随筆は悲惨な天変地異の時期で、さらに大火などがあって、心も休まらない。うたかたのような泡もかっては数多かったが泥池も奇麗になりすぎ、泡も少なくなり池の奇麗さを嘆く。すぐ消えた泡がなぜか洗剤の影響かなかなか消えない。長寿の泡も消えずに残るとそれなりの不安を増す。想定外が増える。
4月15日は年金生活者の資金日で、ある県ではこの日が一番現金が動くという。長い列が現金を引き出すところに並ぶ。明治の初め、失業した武士のため、旧幕臣は新しい仕事を作るため動いた。
落ち目と気が付かないでさらに井の中のなんとかの日本が新しい仕事を作らないという意識が過去の成功体験で薄れている。戦争の苦い経験から個人情報が商品購入ポイントで駄々洩れしていることに気が付かないで、国のマイナンバ-情報漏れを心配している。既に携帯スマホの位置情報でコロナ下の動きが報道されている。今は情報漏れた時のために複数アカウントを持つべきで、この辺は未成年の子女の方が進んでいる。年寄りはパスワ-ドのたらい回しで、情報漏れの時、被害が大きい。
スマホ操作方法とか高齢者の介護情報とかの仕事を有料紹介する事業もあっても良い。工夫すれば仕事の種はある。