年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

戦後文学の坂口安吾

2021年05月04日 | 宅老のグチ
先月の日本経済新聞夕刊に坂口安吾が出ていた。敗戦が近い時期から戦後の混乱期に一躍文壇の寵児になった人で、今では無頼派と言われているようだ。父の死去した昭和30年に坂口安吾も死んでいて、戦後のヤミ市の様子が解る小説として読めば聞かされない時代の雰囲気が解る気がして、自粛期間に集中的に読んでみたいと思う。
 既にコロナ戦は敗戦がほぼ確実視されていて、菅総理のコロナ戦争敗戦宣言の通告待ちとなる。日本国憲法でうたっている生存権確保がシングルマザーは苦悩している。「コロナで倒れるのが先か、お金がなくて倒れるのが先か」という敗北宣言を考えている人もあるという。多くの女性の自殺の急増は政治家の怠慢である。 
 世界に宣言したオリンピック東京開催の招致名目で東日本震災からの復興もすでに消え、コロナからの復活開始宣言も消えた。まだまだ既得権益を守ろうとする人々によって蔓延が防止どころか拡大しつつある。さらに過去のワクチン恐怖を煽ってきた人達も今更ワクチンを打つことで、自然免疫を得るという考えに転換できないようだ。ワクチンの承認を国会議員が付帯決議を付けて後らした政党は何処だったのだろうか。悔やまれる。非常時意識が無かったから、平気で飲食していたのだろう。過去の中国由来の感染病が香港・韓国・台湾に比べて油断していたのは神国日本の見下し判断とも思える。コロナによって病気に対する国防力が予算がないため無かったことが判明した。
 旧幕臣が色々な情報を得ていても、なかなか鎖国をやめなかったと同じで、前例がないからと言って危機の法制度を準備することを無視していた。先の戦争であまりにも一般人の行動を制御した前例から法制度を創ることは考えたくないようだ。そのことから自粛しかできず、法を無視した人の行動で蔓延が止まらず、経済を破滅に導いている。これでは人を集める広告も必要で無くなり、今日の新聞チラシではス-パ-は広告することで三密になると言ってありきたりの商品の特売を出している。チラシは新聞販売店の利益品でチラシが減れば新聞販売店が困窮となる。新聞配達網が消えれば急速に新聞が消えるだろう。東スポが経営危機となったのは駅売りの売店が消えたこととデジタル対応が遅れたことだという。
 
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