もうコロナの感染者数の推移をTVで危険性を煽る時期が終わった。今知りたいことは地域のワクチン接種情報で、それぞれの地域がワクチン予約の仕組みが異なる。この地域ワクチン情報の差はネットを使える高齢者家族で、親族にネットに詳しいものがいなければ、何もできず、繋がらない電話予約で一日を過ごす。TV報道は地域の予約状況を報道する時期に来ている。もうオリンピック開催の是非には関心が薄い。外国人観光客は誰もこない。クル―ズ船も外国人を乗せてこない。
ワクチンの接種の適切な人と避けたほうが良い人を判断材料が乏しい。健康で医者に定期的に通っていない人は感覚的には個別の町医者接種で回避される気がする。どうやら行政と医師会の暗黙の協定があるようで、飛び入りのコロナワクチンだけの患者はカルテがないということで回避されるような気がした。このようなワクチンのみは自衛隊のモデルナワクチンを打つしかない気がする。多くの高齢者は町医者との付き合いがあるがこれから12歳以上の人にワクチン接種となるとカルテがないので副作用で重篤化することもある。政府が金銭的補償があるとはいえ、家族には悔いが残るだろう。
多くの人生での判断は失敗した事例だけ記憶に残る。今のワクチン接種遅れは、平時の感覚が抜けなかった、野党の責任で、許認可を後らし、今の接種のバタバタを医師会の自己権益を守る行動とともにコロナ敗戦の記録として残る。今度のコロナは手ごわい。早く集団免疫を得ないと、いつ今のワクチンが効かない新種に変化することもある。インド種は従来より感染力が強いし、広がる速さが早い。
TVの番組制作者は若い人が多く、視聴している高齢者とやや感覚がずれている。さらに民放は宣伝する会社から圧力があって、宣伝にならない報道を避けるようだ。世の中の常識は時間とともに変化するが急に変化したのでないので過去を忘れる。戦前の過去の酷い例を規制するために法律が作られた。今の法律の由来を調べるとあまりにも酷いことをしていたと知る。
都内のワクチン予約の方法が様々で、町医者利用の区もあればそうでもない区もあるようだ。ネット情報をとれないTV視聴者には一般論的な煽り報道で予約が取れないというだけで、不安が増す。
どうやらワクチンを打ってもコロナに感染するが重篤になる確率がさがる。アメリカ大リーグの観客もまだ制限されている。サンフランシスコの渋滞が復活し、選手が車から電車になったという。
今となればコロナの対策として政治家・官僚・行政の役割はワクチンしかなったことが判明した。過去の中国由来の感染病が日本で感染爆発がなかったのは中国観光客がまだ少なかっただけかもしれない。ファクタ-Xは先の戦争の(神風神話)と似ている。危難の日本に風は吹かなかった。ただ運が良かっただけであった。災害の多い日本は運によって生き残った。運が頼りだったともいえる。運命という言葉は(運が命の根幹)というのだろうか。