東京都が築地市場の跡地で集団接種を行うようだ。報道によるとオリンピックの行事参加者の集団接種という。
更地となった旧築地市場にはまだ水産部駐車場棟が残っていて、ここはトラックが止められる位屋根が高い。確か8階くらいあったと記憶するが屋上から築地市場を眺め、想いにふせったこともある。ここには電気電話設備の届け出のところがあって、1月の電気点検の事前情報を入手するため訪問していた。いつもまだ確定していないといいつつおおよその日時を教えてもらっていた。ここの書類もアナログでハンコは絶対必要だった。
今度のワクチン注射でこの駐車場棟を使用したなら、ぜひ屋上であの騒動があった築地市場の更地を見て想いにふけってほしい。もし小学生が無料でオリンピック見学できれば。後々築地市場の更地を見て、今度のオリンピック災害の出どころは築地市場の理不尽な汚染から始まると思い出してほしい。
今でも汚染は豊洲市場の地下から出ているが、風評被害が出たという話が聞こえない。福島の処理水も太平洋に放出しても、水揚げが福島県漁港でないと産地不明である。当然中国.韓国漁船の福島沖の公海上(アメリカまで福島沖)のサンマ漁獲の実態がわかってしまうから騒ぐのであって、噂もすぐに消える。ただ手続きをキチンとしないと歴史に汚点として残る。
あと一年も経てば旧築地市場の雑踏も映像の世界となって、DXの操作に慣れない、小車やターレ-、さらに天秤棒で魚を傷まないように運ぶ人を見たときは平成であっても、江戸時代の日本橋魚河岸にタイムスリップしたと思って見惚れていた。今でも新橋演舞場の付近にある料亭街には人力車の駐車許可の標識があって、時代を超える雰囲気がある。豊洲から銀座には距離がありすぎて、今の銀座の早朝を爆走するタ-レーは場外の業者だろう。それもコロナで瀕死の状態で来年まで持つ会社は少ないと感じる。
ちょっと前まで十年一昔と言っていたが今は一年一昔という感じがする。オリンピックを絆(多分福島の震災から)といった大臣が昔の言葉であると批判された。昨年の今頃はファクタ-Xと言っていたが今はインドコロナで感染病制御していたアジア各国が慌てている。制御ができていた国ほどワクチン手配が遅れたようだ。日本は手配が出来ていたが肝心の注射する人は足りないといわれている。これは医師会が権益を守るとみられている。時代錯誤の医師会は財政の問題からコロナが消息後に財務省から対処が厳しくなると予想する。リモ-ト診察は解禁となり離島・過疎地から始まり全国に広がると予想する。マイナンバ-カ-ドで診察予約が始まるかもしれない。さらに病院の待合室にいるのでなく、ポケベルで10分前に呼び出されるかもしれない。これは飲食店で出来上がりを知らせるシステムと同じである。すべて病院内で感染を防ぐ仕組みで、インフルエンザにも対応する。今年のインフルエンザの流行制御の研究を待ちたい。去年は今頃秋のインフルとコロナの同時流行をTVで心配していた。もう記憶喪失となった。
もう昨年のTV報道が誤っていることがはっきりしていて、コロナ制御はワクチンしかないし、時間が足りないので自粛で時間稼ぎするしかないと感じる。都議会選挙のビラでまだPCR検査を拡大と言っている政党が時期遅れと感じる。今は余ったワクチンをどのように無駄なく割り振るかというところにある。ルールを議論しなかった行政と議会の怠慢が今実感する。コロナの数字よりワクチン接種情報のほうが役に立ちしそうだ。今日また予約騒動が起きる。前回より慣れるのだろうか。
住んでいる自治体は25日から予約第二弾が開始する。来月から町医者の予約が始まり、ここを狙っている。全部で6回の予約はまだ一回分しかしていない。老女ネットワークはSNSを使わないが、すでに成田の老女は1回目が終わり、6月初めには2回目が終わるという。世田谷は早く始まったのに終わりは遅いようだ。