年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

パスポートランクの一位は引き籠り日本人という事

2021年05月07日 | 宅老のグチ
何かパスポートポートランクで日本が一位と言って喜んでいるようだ。イギリスのコンサルティング会社「ヘンリー&パートナーズ」は、ビザなしで外国への渡航が可能な国の数を「パスポートの強さ」とした調査を定期的に行っています。2021年1月に行った調査結果では「日本のパスポートが世界最強」と評され、ビザを取得することなくパスポートのみで最も多くの国へ渡航できる国は日本であると紹介していた。

 随分前から漬物を海外に出荷している会社と取引があって、最近日本食品販売関連の仕事から後継者に仕事を譲って引退した人が長い海外生活から日本へ戻る例が多くなったように思える。世界の治安のよい所でも、金融機関は鉄格子で覆われている。日本でも少し前まで鉄格子で一階が覆われていたが今は銀行でも一階の所の窓には鉄格子がない。これはシバシバ宝石強盗の起きる御徒町宝石街周辺のビルでも厳重なところが外部から見えない。
 現金取引の多い築地市場でも金銭管理はアメリカと比較して簡単なようだ。今では売り上げが減り現金需要も減ったがやはり主役は現金と思われる。20年ほど前にニュ-ヨークへ行ったが、青果市場は現金取引があって銃を持った警備員がいるという。 
 パスポートランクの一位という事は日本人が不法滞在しないでお金を落としてゆくことを意味している。カモの客を優遇していることを自覚しなければならない。既に日本の人の爆買いは消えている。爆買い客を優遇するのは経済の基本で日本人が優遇されているのはカモで理不尽な扱いでも抗議することなく黙っているからである。中国人の権利主張の強さは今では普通の行為と思える。理不尽な論理で一度主張したら諦めない。マナ-は自分たちが作ると言っていると感じる。これは4000年以上歴史のある国の自信だろう。 
 引き籠り日本は鎖国と言う言葉があるように日本に戻ることは責められない。唱歌でで故郷を想う歌が多数あるように魂は生まれ故郷に戻ると思わされているのだろうか。
島崎藤村の「椰子の実」の歌詞には
名も知らぬ 遠き島より (日本という小さい島)
流れ寄る 椰子の実一つ (たった一人の日本人)

故郷(ふるさと)の岸を 離れて (日本を離れて)
汝(なれ)はそも 波に幾月(いくつき) (年取ってしまった)

旧(もと)の木は 生(お)いや茂れる(出て行った故郷は栄えているのだろうか)
枝はなお 影をやなせる (親族は残っているのだろうか)

われもまた 渚(なぎさ)を枕 (異国の地でも夢は見る)
孤身(ひとりみ)の 浮寝(うきね)の旅ぞ (ひとり身で今はうたかたの夢)

実をとりて 胸にあつれば (日本の物とって見つめると)
新(あらた)なり 流離(りゅうり)の憂(うれい) (再び離れた故郷を憂う)

海の日の 沈むを見れば (海の向こう沈む夕日を見ると・アメリカから見たた日本か)
激(たぎ)り落つ 異郷(いきょう)の涙 (どうしようもなく故郷を想い涙が落ちる)

思いやる 八重(やえ)の汐々(しおじお) (何も考えなく生きていた日本から船でやってきたが)
いずれの日にか 国に帰らん (いつかは日本へ帰りたい)

コロナでアメリカではアジア人が理不尽な無差別-不意の攻撃を受けているようだ。特に日常生活に関係する食料品店経営の韓国人の被害が目立つ。日本人も同じ顔をしているので被害もある。これでまたリスクの取らない日本人はアメリカ留学を避けるのだろうか。不法滞在と不法移民の少ないからパスポ-トランクが一位であって内容をよく検証すれば引き籠り日本人という事だ。韓国人はアメリカの滞在資格を得ることを重視していて、結構韓国人がアメリカに不法に進出している。食品店が韓国人が目立って西海岸に進出しているので、非白人系の暴動で被害者となる。日系の食関連の仕事も戦後の初めまでは多かったが今は減っていて、被害の合う確率も少なくなる。要は日ごろのうっ憤を中国由来のコロナとトランプが放言し、真に受けたアメリカ人(心が貧しくなった人)が行動にうつしたと考えたい。弱者が弱者を攻撃する。そしてコロナで富者はますます金持ちとなった。

コメント
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