年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

コロナの社会実験の始まり

2021年05月17日 | 宅老のグチ
ようやく医療従事者のワクチン接種の終了見込みが立ち、新規のワクチン承認ということで大規模な国民の意識調査というべき、ワクチン接種が始まる。先行事例のところから、一般に周知されず行った接種によって非該当者のワクチン注射の特別扱いの批判が出ている。原則を公示している小規模の村落では高校生まで接種しているようだ。二回目が終わると余ったワクチンが他の不足している地域に回すようだ。
 様々な工夫がネット検索で知ることができる。愛媛県宇和島市ではワクチン接種者のスタンプ入札の結果が出ている。スタンプを押していないと、一回目か二回目かがわからないし、さらに高齢者は認知症の問題もあって、接種済かわからないし、二回目の日にちも忘れることが予想される。
 楽天市場ではマスクにつけるワクチン済のプレ-トを販売している。多分マスクを交換してもプレ-トを付け替えるというのだろう。世間の動きは早い。これでは間も無く印刷済のワクチン接種者用のファッションマスクが出てきそうだ。不織布でないウレタンマスクはコロナの予防には効果がないと知られて今売り場の隅に追いやられているが、いかにも病院患者のマスクのようで外出しても気分が落ちる。マスクにロゴが入っているマスクのように接種済のマスクも売り出されるだろう。これは感染予防というよりエチケットマスクである。マスク会食で外しても言い訳できる。高齢者の意識マスクとなる。
 アメリカのマスクなし姿を見ていると夏のマスクは不自然である。日本の各地の自治体のワクチン接種情報ではワクチン接種は任意でさらにかかりつけの医者に副反応を聞いたほうが良いと強調している。政府に忖度はしていないようだ。様々な予期せぬ事例が今後出てきて、今の日本の社会文化実験が本格的に始まる。最初の大規模な会場の混乱はどう報道されるのだろうか。諸外国のワクチン接種会場外の三蜜行列が気になっていた。さらに接種後30分の待機の場所の確保とかがあって無知な接種者と誘導に不慣れな人の行動もあって各地で混乱しそうだ。どれくらい日数で落ち着くのだろうか。二重予約の混乱もありそうだ。キャンセル待ちのシステム構築が必要と感じる。
 ネット予約の日にちを家族で相談しているが6月初めから接種が始まるが6月中旬以降のほうが落ち着くか、町医者のほうで接種するかが悩ましい。できれば町医者のほうが好ましいが病歴のない人は集団接種となるだろう。
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