中国の人口統計が発表になって、間もなく人口が日本と同じように減り、高齢者が医学の進歩で増え、日本より早い速度で高齢化へ向かっているという。そこには日本と違う側面があって、日本の高齢化を研究している中国の人はどう思っているのだろうか。日本の場合は高齢者の介護は多くは女性が担っているが中国では男女の比率が偏っていて、さらに離婚も日本より容易のように感じる。金の切れ目が介護の切れ目となる事例が増えそうだ。
2030年頃にはインドが中国を人口で抜くという。そして今は旺盛な消費市場である中国が過剰な工場設備を維持してゆくために、さらに内向きな国内工場の稼働を維持政策をとると予想される。日本でも中国でも高齢者はすでに買いたいものを所有し、さらに目新しい機能があっても、時間がたっぷりあって、家事等を短縮しても、余った時間を消費する金銭がなければ中古で我慢するとなる。今の自分はテレビが10年経っているのだがネットで時間をつぶしているので、新しいテレビが欲しいと思えない。見るテレビはコロナばかりで、時間が経てば雑談の種しかない。それでも新品は大きなものを選べば10万はする。環境問題から多くの消費材は使った後のコストがかかることになった。
今インドはコロナで悲惨な状態だがいずれは復活する。