24日から始まった大規模コロナ接種会場の報道を見ていると、先日までの新規患者数を煽って自粛延長を強調しているTV番組などの論調が色あせて聞こえる。多くの高齢者が慣れないスマホやパソコンをいじってようやく接種の予約が出来たようだ。二回目も同じ種類のワクチンを打たないといけないので通うに大変だろう。自衛隊が用意したワクチンと区のワクチンが異なるので政府のほうが早いのでキャンセルが続出しそうだ。
25日は第二回ワクチン予約の挑戦となる。8時半からのネット予約は前回は30分後に行けたが二回目はどうなるのだろうか?
やっと中国のワクチン事情が報道されるようになった。どうやら日本と正反対の方針のようで、老害・自粛制御の日本と対照的で、人権無視で町を封鎖し、感染を抑え込み、さらにワクチンが出来ると、若い人たちに優先的に接種するようだ。日本は出歩かない、介護施設でクラスタ-が発生して非難されていたため、高齢者からワクチン接種を優先させた。中国は医療従事者から治安維持者へ行き、広範囲に接触があって、経済の基幹となる人を優先しているのが中国で、老人の命の優先の日本とは思想が違うようだ。やはり日本医師会の政治力だろう。町医者に通う老人は安定した顧客でもある。それがコロナ感染を恐れ、通う頻度を下げている。がん検診も減っているようだ。ある企業経営者がオリンピック開催は自殺行為と言っていたが多分今年もインフルエンザ死者が減り、コロナの死があっても大勢に影響はない。高齢者はオリンピックはTVで見るだけであって、さらに今の若者はTVを見ない。スマホで競技の動画を見るだろう。コロナの感染は顔を合わせないと仕事ができないWIN95以前の人たちが社会でのさばっている証拠でもある。
すでに中国アメリカはコロナから復活しているが、新種のコロナで今若者から感染が拡大している。さらに今のワクチン接種状況から秋口まで若者は無防備だろう。中国の街歩きの報道でマスク姿が消えたとき、本当のコロナ戦後が始まる。
コロナは隠れた過去のしがらみを明らかにする。オリンピックが開催される、されないにかかわらず秋からコロナの戦後が始まる。財政の厳しい世界にどう政治家は未来を明るく語るのだろうか。もしできなければ出産意欲が減り、暗い未来となり、英語でない言葉の人たちに介護を依頼するしかない。