年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

本郷の東京都水道歴史館へ

2022年11月03日 | 宅老のグチ
文京区のふるさと歴史館で5代徳川将軍の綱吉が幼少期に住んでいた白山御殿跡に幕府直轄の御薬園と小石川養生所の特別展開催のパンフレットを林試の森の管理施設で見つけ、行くことになった。都営三田線春日で降り、尚美ミュージックカレッジ専門学校の前を過ぎ、上り坂で 目的地を目指した。音楽を仕事にするという広告がわき見歩行で目に付いた。コロナで大変だっただろう。前に真砂中央図書館へ行ったとき、文京区ふるさと歴史館の前を通っていて、位置は知っていた。春日駅からダラダラと本郷の坂を上った処の途中を左折し、すぐに目に入る。都内の郷土資料館は弥生時代以前が好きなようで、貝塚と土器が普通にある。常設展を見て、地下の特別展に入る。常設展を見ていた時、真砂図書館へ行った理由を思い出した。東大農学部前の所で道が分岐し、中仙道が始まる。その分岐して中仙道が始まったところに戸田氏栄が住んでいたし、牧師の山中共古が片町教会へ赴任している。福山藩の藩邸もあって、戸田家が逆恨みで中里仲舒 に暗殺されようとしたのもこの片町だった。
 何か東京の緑が残るには都市計画というより、火災の火除け地としての役割で残ってしまったという感じがする。西欧の都市計画とは異なる。しかし火災が無い時が続くと広小路というところに仮家屋が出来、繁華街となって災害時に役に立たなかった気がする。
 ふるさと歴史館を出て、10年ほど前に決算書の締め切りが間に合わず印刷原稿を本郷の印刷工場に届けた時、水道局の施設の隣と記憶があって、水道歴史館へ行く。本郷2丁目7-1。なにか場違いの長い塀があって、その上に公園がある。給水施設のようだ。中の展示で玉川上水が新宿で分岐し、本郷でさらに分岐した様だ。この近所に神田川をまたぐ、木製の水道用の橋があった。これがJR水道橋の命名の由来となっている。水道橋の跡地は水道橋駅より少し下流の坂の途中に碑がある。文京区よりの道には医学系の学校・順天堂と医科歯科大学があって、もうじき東京工大と統合し名前が変わりそうだ。玉川上水の始まりの羽村の下調べ。
 シルバ-パスの利用の散歩で、地下鉄の地下深くから地上の移動で坂が多く、予定していた印刷博物館、後楽園等々は疲れたので延期決断した。上りのエスカレ-タは完備していても下りがない所が目立つ。本郷のバス停で上野公園行と錦糸町行きの都バスを見たので次回はこれを利用してみよう。
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