年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

朱に交われば赤くなる

2022年11月02日 | 宅老のグチ
最近発足した中国の新体制で、良さそうな今の中国の解説本を何冊か図書館で借り出し読んだ。
 夜中にふと脳内変換で習が朱に代わり、朱に交われば赤くなるという言葉が夢に出てきた。そういえば30年ほど前にアメリカに福神漬を輸出している時、カリフォルニア州の州都サクラメントの食品表示点検の係官が日本語が読めて、英文表示でなく日本語表示から赤色106号使用の文字を見つけ、米国許可色素でないので廃棄となった件を夢の中で思い出した。赤色106号は発がん性があって、今は日本の漬物業者は赤102号を使っている。そこで米国で赤系統の人工着色料として赤色3号を使用して赤系統の着色指導した記憶がある。ただその当時は赤色3号の色具合が食欲を出さない色だったし、扱っている食品添加物業者がすぐには見つからなかった。今では赤色3号は塩分の多いものや酸性の強い加工品には不向きだったことを知り、無理して輸出したという思いがある。
 米国の統治領土でグアム島にて子供用のケバケバしい着色菓子の赤を見て日本人には食欲が出ない赤色と感じた。日本でも地域によって赤色の範囲が異なる。神社の朱色の鳥居は赤と黄色の混合と言われるが朱の意味するところは赤くの方を強調する言葉となっている。英語で朱色は vermillion(発音vərmíljən、ヴァーミリオン) という。
朱  に 交 まじ われば 赤  くなる
習慣、特に悪習は付き合う相手に影響される。 

中国人の常識は世界の非常識
近藤 大介著 

この本で中国人の金(カネ)に執着する様子が書いてあって、大国となった中国の体制を崩壊させる要素として、金を弱くしないと危機感があると習体制は思っている気がする。赤の共産主義が金に負けそうで、近年はアリババの金が暴走気味だった。金色は黄色に似ていて、朱は赤と黄を混ぜると出来るという。ネットで検索すると色彩の美術館が天王洲付近にあるようだ。美術の素養のない自分が質問してどのような反応があるのだろうか。高齢者の自分は無知識をさらけ出しても気にしない。歩く目的のために行くのだから。
コメント
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