年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

おまけ(お負け)の20年

2022年11月10日 | 宅老のグチ
最近の生命保険料の根拠となる統計で日本人が今では百歳まで生きることが普通になるという。人生50年と言った織田信長の時代から明治になって医学が進歩し、敗戦後にあっという間に人生80年となり、今では百年という。
 75歳の後期高齢者健康保険制度になって残りの人生はおまけの人生と通告されたようなものである。でも口の悪い言い方でAIの効かない漢字変換でお負けと変換されそうだ。
 統計上では年代別の人口に占める要介護認定者の割合は、40~64歳では0.4%、65~69歳では2.9%ですが、加齢とともに急速に高まり、80~84歳では26.4%、85歳以上では59.8%となっています。 85歳を過ぎれば要介護の割合が増え、そこに3親等の親戚の介護という心理負担が存在する。金銭で親ガチャという言葉があるが介護でも親ガチャが意識できる。コロナの病院の対応で入院患者の対面が出来ず、面会に行って洗濯物のの受け渡ししか訪問できないし、さらに直接の手渡しもない。従って死に目に病床で会えるのは稀となる。
 85歳では介護保険の利用者が60%はあるという。0.6の四乗を計算すると0.1296となり、ほぼ9割の夫婦の両親(85歳以上)の介護問題を抱える統計となっている。これに特養の入居競争率が激しく、老後の貯えも85歳以上の長生きということでアッという間に消える。そこに少子化というものが加わり円安で外国人介護人が日本に来なくなる。(稼げないので)AIの進歩で無くなる仕事から一番縁遠いのが幼児の教育、看護師、介護人が出てくる。意外と医師はAIの進歩でデータ分析がコンピュ-タがするので仕事は増えそうもない。やはり医療カウンセラ-のようなものが伸びそうだ。日本ではそれぞれの業界が政治と結びついているので遅々として進まないが忖度のない中国とアメリカでは進むしかない。特に個人情報保護の弱い中国はAIの分析の進歩が速いと予想する。

長生きに弱い業界もあるが、最近は長生きということで介護の給付金支援保険の宣伝が目立つ。でも75歳までに介護状態になる人が多いし統計では平均男性寿命は短い。したがって年金と同様に保険給付される前に亡くなる人もある。これは合法的詐欺と感じていて、宝くじの当選確率と似ていて、1等賞金xx億円と言って煽る。ジャンボ宝くじの1等が当たる確率は、「1,000万分の1」です 。
 実親4人が80歳までの亡くなる人は間もなく運の良い人と言われそう。
コメント
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