右は中山道、左は善光寺街道(道標には善光寺道とあります)。
上の絵地図に描かれている場所です。
■ 現在朝日美術館(長野県朝日村)で開催中の「池田宗弘が見た 善光寺街道」では、塩尻市洗馬宿を起点に長野市善光寺までの善光寺街道80kmを描いた俯瞰絵地図を展示しています。
街道を旅しながら両側に並ぶ民家や石碑などをパンフレット(上の写真)のような絵地図に描く・・・その長さ100m! 絵地図は圧巻、見応えがあります。
池田さんはスペイン・サンディアゴ巡礼の道絵巻を描き、1996年に東京のギャラリーで展覧会を開催したそうですが、その作品を展覧会終了後、スペイン・ガルシア州政府に献納したそうです。
「街道てくてく旅」が趣味という人は案外多いかもしれません。でも街道の家並を全てスケッチするなどという大変なことをしている方は他にはどうでしょうね。池田さんおひとりでは。
地方の小美術館でなかなか興味深い展覧会を観ました。