■ 19日 「いつものスタバ」には顔なじみの店員さんが数人いる。午前中に来てくれたHさんもその一人。名前は母音のEで始まるということが付けた名札で分かっていた。なんという名前だろう・・・。記名カードで名前が分かった。若い人の名前はユニーク、初めて目にする名前だった。
ぼくは角田光代が現代語訳した源氏物語を昨年読んだけれど、Hさんも読んだということは聞いていた。全3巻で厚さ14cmにもなる長編を読むのはなかなか大変。それを読んだというのだからHさんは読書が好きだろうと思っていた。訊けばやはり読書は好き、とのことだった。数日前に読み終えたばかりの原田マハの『楽園カンヴァス』をHさんも読んでいた。Hさんはこの小説を読んで、主人公の織絵が勤める倉敷の大原美術館に行ったとのこと。すばらしい。
小川洋子(過去ログ)、村上春樹(過去ログ)・・・。Hさんが挙げた作家の小説を偶々ぼくも読んでいた。久しぶりに本の話ができてうれしかった。 Hさんが挙げた好きな本を読んでみよう。
午後来てくれたMMさんもスタバの店員さん。MMさんの名前は3年前のスケッチ展の記名カードにもある。前回は私が不在のときの来訪で会うことができなかったから、今回話しができて良かった。ぼくはMMさんが卒業した松本市内の中学の体育館を設計していた。偶然! 「優しい感じの絵ですね」MMさんからもやはりこのような感想を聞いた。
平日だから来訪者は多くないけれど、昼には年上のいとこ、Oさんが遠くから来てくれた。
■ 18日 スケッチ展後半初日。昼に高校の同級生のEN君が奥さんとふたりで大町から、EN君とクラブが一緒だったというNS君が松本から来てくれた。スケッチについて一通り説明した。
夕方、甘味喫茶お茶の間の店長、HMさんが来てくれた。来年の秋、甘味喫茶お茶の間でスケッチ展をさせていただくことが早くも決まっている。秋景色、冬景色を描こう。
夜、EN君にお礼のメッセージを送ると、返信があった。拙い説明を聞いてちゃんと理解してくれた。EN君、昔も今も賢い。
19日の夜のギャラリートークについては改めて書きたい。