透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

高橋源一郎 訳「方丈記」他

2022-09-29 | A 読書日記



 池澤夏樹個人編集の『日本文学全集』(河出書房新社)は全30巻で、先日読み終えた「源氏物語」もこの全集に収録されている(04,05,06)。

全集には「枕草子 方丈記 徒然草」も収録されている。「枕草子」は酒井順子訳、「方丈記」は高橋源一郎訳、「徒然草」は内田 樹訳だ。この本を図書館で手にしてパラパラとページをめくってみて、高橋源一郎が「方丈記」というタイトルに「モバイル・ハウス・ダイアリーズ」とルビを振っていることが分かった。そう、方丈庵は分解して運び、別の場所に建てることができるモバイル・ハウス。本文を読んでも訳文がユニークでおもしろい。で、読みたいと思って借りてきた。

僕は読みたい本は買い求めることにしているが、安い本ではないので(税込み3,080円)、借りて読むことにした。内田 樹が訳した「徒然草」を読むのも楽しみ。「枕草子」を読むのも久しぶりだ(過去ログ)。


文中敬称略




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