■ 7月に読んだ6冊の本(順不同)。
『日本百名山』深田久弥(新潮文庫1978年発行、1995年31刷)
深田久弥が山の品格、歴史、個性という基準、高さ1,500m以上という付加的条件によって選んだ日本百名山。それぞれの山の特徴や山旅の様子などをそれぞれ4ページで紹介している。
登ったことがある百名山は少ないが、特に印象に残っているのは屋久島の宮之浦岳(本書では宮ノ浦岳と表記されている。1935m)。東京駅と西鹿児島駅(現在の鹿児島中央駅)間を1日以上かかる列車で往復したことや山中の避難小屋ですし詰め状態で1泊したこと、宮之浦岳から永田岳への縦走路で怖い思いをしたことなどが想い出される。
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック(ハヤカワ文庫1977年発行、2003年46刷)
SF映画の傑作と評される「ブレードランナー」の原作。
アンドロイドと人間との違いは何か・・・。結局人間とは何かということをこの作品は描いている。
『雪国』川端康成(新潮文庫1947年発行、2020年157刷)
川端康成の文庫本は何冊かあったが、全て古書店にひきとってもらったので、改めて買い求めて読んだ。今回は物語の終盤で、主人公の島村が駒子と火災現場に駆け付けるときに見た天の川(小説では天の河と表記されている)の描写が印象に残った。川端康成によって描かれる天の川の美しさに感動すら覚えた。以前はセクシャルな表現にが妙に気になって、俗っぽいなという感想を持ったけれど。奥付を見ると157刷となている。名作は再読に耐えるし、そのつど印象が変わるものだ。
『どくとるマンボウ途中下車』北 杜夫(中公文庫1973年)
タイトルから旅行の話かと思うが、内容は単なる旅行に関する話に留まらない。幅広い知識をベースにおもしろい話が満載の1冊。
『ぼくのおじさん』北 杜夫(新潮文庫1981年)
表題作はじめ児童文学、童話を9作品が収録された1冊。「ぼくのおじさん」は映画化されている。26日(金)に観たが、映画では残念ながら北 杜夫独特のユーモアが描かれてはいなかった。
『寅さんの「日本」を歩く』岡村直樹(天夢人発行、山と渓谷社発売2019年発行、2011年4刷)
サブタイトルに「一番詳しい聖地探訪大事典」とあるが、寅さん映画についてはネット上でいくつもサイトが見つかる。それらの中にはかなり詳細にロケ地を紹介しているものもある。寅さんファンとしては書棚に置いておきたい本。
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