■ 季節のうつろいは連続的で、今日から春、なんて線引きはできないとは思います。でもあるんです、春になったと感じる日が。この24日がまさにその日でした。
空の色、雲の様子、山の色や稜線の見え方、畑の土の色・・・。あえて分析的に捉えるなら、こんな内容になるかと思いますが、なんとなく日々目にしている風景の様子、雰囲気から春を感じたのです。そのことを和歌に詠むなんてことができると好いのですが・・・。
オオイヌノフグリや福寿草、梅が咲き始めたとか、ウグイスの鳴き声を初めて聞いたとか、野の動植物のこのような営みは具体的な情報で分かりやすいですが、もっと・・・、ぼんやりとした、微かな、幽かな自然の変化を感じる感性を保ち続けたいと思います。
春を感じた日
2006年/3月08日
2007年/2月22日
2010年/2月22日
2013年/2月23日
2015年/2月24日
同じ頃春を感じていることが分かります。
私も、何かの花が咲くなどの、具体的な事象とは別に、
景色全体とか、陽の光とか、においのようなもので
春を感じることが良くあります。
うららかで楽しい気分になる一方、
季節の変わり目というのはどこか、心を乱されるような
ところもあり、少し不安感が起こることも。
ともあれ月日はそんな人間の感情とは別に、粛々と
過ぎていくものですよね。
文面から私と同じような感覚で春を
感じておられるのだと思います。
**月日はそんな人間の感情とは別に、粛々と
過ぎていくものですよね。**
確かに、そうですね。しみじみそう思います。