火の見櫓の小分類 ― 火の見櫓構成要素の分類 その2 見張り台のタイプの分類
①-1 ①-2
②-1 ②-2
■ 火の見櫓の見張り台は床と手すりによって構成されている。従って見張り台は床と手すりのタイプを組み合わせることによって、タイプ分けすることができる。前回は床のタイプ分けについて考え、手がかりをつかむことができたかと思う。
今回は手すりについて少し考えてみたい。手すりは手すり(上端の手で掴む部分。階段の手すりは断面が円いのが一般的だが、掴むのに不向きな断面形状のものもある)と手すり子(手すりを支える部分)から成るが、タイプ分けには手すり子に注目するのが良さそうだ。
手すり子には①-1 ①-2のように飾りの無いものと、②-1 ②-2のように飾りのあるものがある。飾りの有無によって、大きく二つのタイプに分けることができるだろう。次は飾りのタイプ分け。
③-1 ③-2
④-1 ④-2
⑤-1 ⑤-2
これらの飾りを一体どのような視点でタイプ分けすればよいのだろう・・・。