■ 写真家の高橋裕也さんは今年2024年の4月からほぼ毎月1回東京から長野県朝日村のBLUE HOUSE STUDIOへ通い、1週間くらい同スタジオに宿泊して、鎖川を始め村内の「水」の諸相を撮り続けてる。
高橋さんのことを紹介する新聞記事(11月8日付MGプレス)を読んで、高橋さんが朝日村をどのように捉え、どのような写真を撮っているのか、是非知りたいと思った。アポを取り、25日の午後、同スタジオに高橋さんを訪ねた。高橋さんと名刺交換、渡したのは265枚目の名刺だった。
堰堤を流れ落ちる水、用水路の泥上げ作業をする村びと、稲の苗、水神様・・・。高橋さんが村内のあちこちで撮影した「水」のモノクロ写真を何枚も見せてもらった。人の情報の匙加減が難しい、と高橋さん。
「純粋に美しい写真ももちろんあるけれど、水という「もの」を写して、その背後の「こと」をどう表現するか、ということが課題ですよね」とわたしは2時間近くに及んだ写真談議を括り、エールを送った。
来年2025年の5月に写真集を出版したい、7月に同スタジオで個展を開きたいとのこと。楽しみに待ちたい。
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