「午後の紅茶」販売が過去最高、13年ぶり更新の昨年からさらに伸びる。
http://www.narinari.com/Nd/20120117103.html
僕は若い頃に。叔父の経営する珈琲輸入問屋に居候していた関係で
珈琲と紅茶に関しては、ちょっと舌が肥えていると自負している。
多分、長年の付き合いであるバンドの相方も、これだけは否定しないでしょう。
最近のコーヒーは、スタバに象徴されるような焦げ臭い珈琲。
まぁ、値段どおりっていう感じかな?
日本のコーヒーは世界一美味い・・・なんていうのは嘘。
イタリア、フランス、本場のブラジルのコーヒーはやっぱり美味い。
で、紅茶に関してはどうかというと、日本で飲む紅茶はハッキリ言ってまずい。
多分、発酵した茶葉と日本の水が合わないのだと思う。
イギリスに7週間ちょっとの間、出張した時に飲んだ紅茶は最高だった。
多分ね、日本は煎茶、中国はウーロン茶、イギリスは紅茶って言うのは
お茶と水の相性なんだと思う。
日本の水は、世界で一番美味しいと思う。いわゆる軟水。
ところがこの水で入れた紅茶は、何故か口の中がざらざらする。
イギリスの水は硬水。水としては比べ物にならないほど質が悪い。
それなのに、紅茶に関してはこの硬水で入れたほうが美味しい。
日本に帰ってきて、外国製のミネラルウォーターで入れたら
そのざらざら感が無かったので、たぶん間違いないだろうと思う。
で、日本で美味しい紅茶を飲もうと思ったら、一番いい入れ方は『水取り』。
珈琲で言う『ダッチ珈琲』みたいに、時間をかけて紅茶のエキスを抽出する方法。
この入れ方は簡単。水の中にティーバッグを入れておくだけ。
一晩もすれば綺麗な紅茶が入る。
この紅茶は、前に出たざらざら感が無いのですよ。
興味がある方は、お試しあれ。ぬるいぬるま湯でもOKです。
で、紅茶のペットボトルが数あれど、この話題になった『午後の紅茶』は
残念ながらストレートティーでさえ、口の中にざらざら感が残る。
『紅茶華伝』とか有るけれど、こちらもミルクティー以外はいまいち。
それでも、やっぱり口の中に残るざらざら感はある。
どちらも、味がちょっと薄く感じるのは、もう少し濃くすると
ざらざら感が更に強くなってしまうためなんじゃないかなぁ・・・・
で、国内のメーカーで唯一、ざらざら感が残らず、さらに味が濃いうえに
飲んだ後に口の中に残る後味が、凄くいいものが一つだけある。
ポッカの『アイスド・ティー』の味は、僕の中では最高の絶品。
これは、メーカーのホームページにも無いから、もう販売していないのかも?
ただ、自動販売機でたまに見かける。
そうなると僕は、2,3本まとめて買ってしまうのです。
今は、ほぼ同じ味の『カフェ・ド・クリエ アイスティー』かな?
口当たり、味の濃さ、後味・・・・
どれを取っても、他社の製品とは一味違います。
もし、どこかで見かけたら、是非お試しあれ!