『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

僕の持論

2017年05月02日 | Weblog

今日は午前中に肩のリハビリへ行って、帰宅時間が遅くなった。
それから3時間かけて、2時過ぎに仕事へ行くのも面倒くさい。
おまけに今日は夕方から、業者の会長と飲みに行く予定らしく
夕方には切り上げると言う話で、行った所で3時間ほど。
最近は、次女のお迎えが不定期に有るので、酒も控えている。
そんな事もあって、特に急ぎの仕事も抱えていないから、
今日は仕事へ行くのを止めにして、一日早く連休突入。

先月末、芝居の前日に床屋へ行って、耳にかかっていた部分を
切った程度だったので、1か月で前髪が目にかかるようになっちゃった。
平日の明るい時間に床屋へ行くのが一番いいので、
今日は、髪の毛を夏用の短いヘアスタイルにしてきました。
さっぱり!

床屋で僕の担当をしている『お兄ちゃん』こと、マネージャーはオーナーの息子。
ロンドンで修業をして帰国後は、美容院を開店させたりしていたが
20年ほど前に、店長としてオーナーの後を継いで僕の担当になった。

今日は髪の毛を切り終わった後に、オーナーがやってきて、
『芝居のセリフはどうやって覚えるの?』から始まって、
ここでまた、いつものように僕の持論を話した。

基本的に僕は出来るだけ台本を持たないようにする。
間違っても良いから、とにかく台本は持たない。
これって、自分の出来ない所に気が付くんですよ。
そこを直して行けば、どんどん覚えて行く。
最近の若い人が『僕は凄いんですよ』って真顔で言うのに驚かされる。
『自分は○○が出来る』なんて思っているとしたら、そこから進歩しない。
これは仕事でも同じなんだと言う事をお兄ちゃんに話した。

僕にとって芝居の台本、音楽の譜面、仕事の設計図は同じ扱い。
基本は台本通り、譜面通り、設計図通りにきちんとやれる事が大前提。

芝居の台本、音楽の譜面は早く手放して覚える事、
設計図面は手放せないけどその細部を理解する事。
台本通り台詞が言えて、譜面通り正確に唄えて、初めて自分のスタイルが入れられる。
アドリブを入れるのはそれからなんですが、最初からアドリブありきの人が居る。

台本を見ながら稽古するのは、レシピを見ながら料理するようなもの。
レシピ通りの物しか作れないが、元の味付けは覚えられる。
譜面を見ながらの演奏はも同じ。
譜面を見ながら演奏するのは、ジャズやクラシックの演奏では当たり前だが
唄い手が譜面を見ながら唄ってるのを見ると、
『プロじゃないな』
っていつも思ってしまうし、そう言う唄い手のライブは、
お金を払ってまで、聴こうと言う気が起きない。

自分に出来ないことを如何に受け入れられるか?
そしてどれだけ自分のものにしようと努力するか?
それで物事に対する姿勢と、成長の有無が決まっちゃうんだよ・・・・・
なんて、偉そうに話してしまいました。

コメント
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