昨日は僕のブログランキングが105位になった。
内容を見てみると3年前に書いた『幼稚園並みの低レベル』
と言う記事にアクセスが集中して、一日だけで4000PVの閲覧があり、
1600IPもの訪問者があった。
モチベーションアップ株式会社という、胡散臭い名前に
僕にはお笑いでしかないような事を真面目に商売としていて、
それにまんまと乗せられた前の会社の間抜けな話を書いた訳ですが、
それが3年経った今頃にこんな閲覧があるなんて、ちょっとびっくりです。
モチベーションっていう言葉、いかにも横文字が好きな日本人らしい。
もっと解りやすく『やる気』って言えばいいのにね。
若い頃に『遣り甲斐』を『やり貝』なんてダジャレで、
背中に貝を着けたものが、世の中に出回ったこともありました。
日本人、特に最近、会社の経営陣は『モチベーション』とか
一時の『アイコンタクト』だったり、サッカーで流行った言葉を
良く使うようになりましたね。
さて、本題。
このモチベーションアップ株式会社の業務内容を批判している訳じゃない。
問題は、社員の士気を上げようとする会社の総務部あたりが、
自らのアイデアを出すのではなく、出来合いのものを持てくる
そう言う姿勢を批判しているのですよ。
『モチベーション』なんて、個人の資質にも依るものだし、
会社でのモチベーションっていうのは、単に業績アップという
『目標』やその『目的』を明確に社員に伝えないことには
聞かされる方だって、なんじゃこれ?と思うはずです。
ただね、前の会社だけじゃないけれど、殆どの管理職は
腰抜けが多いから、上から言われたことを咀嚼もせずに
部下に『伝達』するだけの人間が多いのです。
部下には『伝達』ではなく『示達』であるはず。
その為には会社の目標や目的を達成するために、
管理職が自ら、自分の部署がやるべき事を考えて、
部下に示達するのでなければ、部下だって動いてはくれない。
管理職はサッカーで言えばチームの監督です。
次の試合に勝つ、この大会で優勝するなどの目標をチームに伝え、
それを実現するために、自分の考えた戦術をチームに遂行させる。
それで結果が出ないなら、監督は戦術を考えなおすか、
チームのオーナーがその監督をを首にするかしかないのです。
閲覧をして頂いた2013年の記事にも書きましたが、
ただ『頑張りましょう』って言っても、何をどう頑張るんだ?
なんてことになってしまうのは当たり前のことだって思わないのでしょうかね?
それだから、監督や管理職は自分の考えを明確にしないとならない。
『モチベーションアップ』なんていうのは、そういった事に
真面目に取り組まない限り、絶対に上がらない・・・・。
これが僕の持論です。
こういった会社の作ったひな形みたいなものを持ってきて、
それを社内に張り出して、それっきり・・・・
なんていう会社の、社員の意識が変わって行くわけがない。
そんな間抜けな事をやる会社が多いのでしょうね?
だから前出のような会社が、成り立ってしまう訳なのです。
しかし、新年度だからこういう話題に興味を持たれたのでしょうか?
いずれにしても、多くの方に見て頂いて嬉しい限りです。