今回の台風5号は動きが遅くて、各地で大雨が降り続いている。
台風の通路に当たる富山の高岡に友人が居て、ちょっと心配。
毎年、11月に開催される東北復興支援プロジェクトと称して始めた
『The North Journey』も今年で6回目になる。
そう言う意味では7回忌なんですね。
今年は今までのように演奏をしに行くのではなくて、
僕は現地のお年寄りに元気を出して貰うプロジェクトを企画した。
中身は、ついこの間プロモーションビデオを撮影した
『今が最高!』で、劇団の振り付けをして頂いている
河岡先生の振りを、現地のバアチャンたちに参加してもらう企画。
東京の連中じゃなく、東北のバンドに演奏して貰って
出来れば向こうのメンバーに唄って貰いたいと思っている。
まぁ、最悪は僕がボーカルをやるつもりで居るんですけどね。
去年まで一緒にやってきた相方とは、別行動になりそう。
と言うのも、相方は練習をやろうとも言ってこない。
一人で何処かに出て唄っているみたいだしね。
僕は、芝居の影響で音楽に対するスタンスが変わってきている。
僕自身、英語の唄を聞いて、その内容に心を揺さぶられる事は少ないですからね。
それと言うのも英語が堪能じゃないから。
言葉が解らない音楽で、人の心を動かせる気がしない。
相方のように洋楽を唄っても、発音も悪いし・・・・
でも、多くの日本人は本当に英語の曲を理解しているのだろうか?
ビートルズのファンは多いけれど、その殆どは薀蓄の方が多い気がする。
実際、相方が唄うビートルズの唄は『良い曲』だと思っても、
唄の内容で心を揺さぶられた経験が無い。
相方が一生懸命唄っても、正直なところ僕の心には響いてこない。
唄のテクニックじゃない。
心の叫びみたいなものを感じないのですよ。
そう言う意味で長渕剛や玉木浩二などは、ぐいぐいと入り込んでくる。
こんな唄い手になりたいなぁ・・・・なんて、この歳になっても思う。
で、今年は何かを伝えようと・・・・
唄ではなく、皆で楽しむ音楽。
それもお年寄りが、笑顔でワイワイやるようなイベント。
そんな事をずっと考えていたのです。
なんか、今年はそういう事で、自分の人生も変わる気がします。
思い残すことが無いように、この夏は11月の『The North Journey』に向けて
精力的に動いて、準備するつもりです。