明日から16日まで夏休み。
今日は昼前に事務所に行って、所長と昼飯を食べるつもりで居た。
ところが、新宿へ着いて京王線に乗り換えたところ、
出発直前に、途中の駅で人身事故が発生したらしく、電車が止まってしまった。
こうなると面倒くさくなって、このまま夏休みにしようか…
そう思って事務所に連絡したら、遅くなっても良いから来てくれ、と所長の要望。
休み前で、進捗状況などを聞かなくちゃならないのと、
スケジュールが変更になった休み明けの仕事について、打ち合わせをしたいと言う。
仕方がなく、電車の中で運転再開を待った。
約1時間、電車の中で爆睡。やっと運転再開したのが12時近く。
運転再開したのは各駅停車のみで、これだと京王堀之内まで1時間。
事務所に着いたのは、1時15分だった。
夕方まで、修理依頼を受けた電気回路の受け入れチェック。
現場の方が一区切りついたのが夕方4時半。
休み明けの仕事の進め方を考えておけと言われていたのに、
一向にやっている気配が無いので、所長が痺れを切らして、
急遽、打ち合わせをすることになった。
残務は何か?
それに何時間必要なのか?
誰が担当するのか?
そんな事一つ、何も把握していない連中。
一つずつ、項目を挙げさせて、僕と所長が作業の指示を出す。
『これで出来るのか?』と訊くと『やるしかない』という返事。
『やるしかない?・・・・やりますの間違いだろう?』と僕が嫌味な言い方をする。
『どうやるのか?を聞いているんだけど・・・・』
悲しいかな彼らには作業工程や日程、出荷までの日程を作成する能力が無いので、
所長と僕が決めるしかないのです。
その上、誰一人打ち合わせのメモを取ろうとしない。
僕がパソコンでパチパチと音をさせているので、議事録を作っているんだろう…
そんなノリで、全く他人事。
僕が『この仕事、正社員は一人しか要らないんだよ。あとは赤字になるだけ』
と言っても、全く反応なし。カエルの面に・・・・です。
結局、全部決まったのが7時半。
3時間もかけた、くだらない打ち合わせでした。
それで帰ろうと思ったら、所長からもう少し付き合ってくれと言う。
皆を帰り支度させた後に、昨日名古屋から帰ってきた人間の報告を聞く。
こっちは電気回路のチェックをして来いと言ったのに、余計な事をして
客先の装置を弄ってきちゃった。
指示を聞いていない上に、余計な事をして何も変わらないと言う最悪のパターン。
その報告も終わったのが9時過ぎ。
話を聞いていない連中、自分の事と思っていない連中。
また今日も所長と一緒にタメ息つきながら帰ってきました。
『大変だと思っていたけど、動かそうとしていたのは「大きな岩」じゃなく「山」だった』
そう言ったら、所長もうなずいていた。
こんな挫折感みたいなものを感じるのは、いつ以来だろう?
夏休みは全て忘れて、のんびり過ごします。