『人との出会いで人生は変わる』これは僕の経験。
定年退職した会社も30歳過ぎてから就職した。
それも、ちょっとした人のつながりから、最終的には引き抜きで入社した。
考えてみれば、僕は就職試験と言うものを受けた事が無かった。
30歳までは好きな事をやって生きて来た。
舞台の仕事は音楽仲間とのつながりから、その後の珈琲問屋は親戚だったり、
電気設計をやるようになったのも学校の先輩と出あったのがきっかけ。
一時期、麻雀、パチンコ、競馬で食い繋いでいた時期があった。
それから足を洗ったのは、その当時付き合っていた彼女から
『別れるか、ギャンブルを止めるか?』と選択を迫られて、
結局、彼女を取った。
でも、そのお陰で無駄なお金を一切使わなくなった。
その彼女とは9年付き合った挙句に、別れてしまいましたけれど・・・・・。
そして、今の仕事も元同僚から声がかかり、山梨の会長に出会い
いつの間にか仕事を手伝うことになってしまった。
先週末に出かけた大船渡で、奇しくも前の会社の元社員と出会った。
普通に考えたら、僕と彼が出会ったのは、奇跡に近いものだと思う。
逆に、「世の中本当に狭いなぁ・・・」なんて思うのであります。
その彼は、いま『大船渡市地域おこし協力隊』というところで働いている。
その青年といろいろ話をして、東京に戻ってからもメールでやり取りをしているのだけれど、
その彼が『破天荒な生き方をしている大人と会った事が無かった』と
僕との会話は楽しくて、参考になったと言ってくれた。
『破天荒』ねぇ・・・・
そう言えば、退職を祝う会を開いてくれた仲間からも同じ言葉を言われましたね。
『破天荒』の本来の意味は
「今まで人がなし得なかったことを初めて行うこと」
「前人未到の境地を切り開くこと」。
読み下しは「天荒を破る」なので、そういう意味なら嬉しいのですが・・・・。
日本の文化庁が平成20年度に日本人を対象に実施した「国語に関する世論調査」によると、
『破天荒』という言葉に対して64.2%の日本人が
「豪快で大胆な様子」という意味に誤解、あるいは誤用していることが判明したらしい。
でも、それでも悪い感じはしませんね。
ただ、自分は『破天荒』を意識して生きて来た訳じゃない。
自分の思うままに生きて来た結果が『破天荒』だったような気がします。
さて、今回出会った青年。
そのきっかけを作ってくれた同い年の女性。
僕の人生を変えるきっかけになるのでしょうかね?
今後の展開が楽しみです。